2015年9月より
NHK交響楽団の首席指揮者に就任することが発表され、話題を呼んでいる指揮者、
パーヴォ・ヤルヴィ(Paavo Jarvi)。芸術監督を務める
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンとの最新録音
『シューマン:交響曲第2番ハ長調&序曲集』(SICC-10119 税込2,940円)が7月25日にリリースされます。
ベートーヴェンの交響曲全曲演奏と録音でその名を世界的なものとしたヤルヴィとドイツ・カンマーフィルが、現在取り組んでいるのがシューマンの交響曲全曲演奏。2010年12月のドイツ・カンマーフィルとの日本公演も高く評価され、『音楽の友』誌の“2011年コンサート・ベスト10”に選定されました。
2010年11月に発売した交響曲第1番「春」&第3番「ライン」に続く全集録音第2弾となる当アルバムは、シューマンの交響曲の中でももっとも至難の作品とされている第2番を中心に、4曲の序曲を収録しました。
シューマンを文字通り「愛している」と公言してはばからないヤルヴィは、「作品に込められた感情の起伏や途方もないエネルギーを恥ずかしがることなくさらけ出さないと本来の魅力が伝わらない」と考え、大胆な作品解釈に踏み込んでいます。シューマンのオーケストレーションの機微を繊細に表現しきることのできるドイツ・カンマーフィルと繰り広げるシューマン・ワールド。これぞ“21世紀のシューマン”シンフォニー解釈の決定盤です。