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エル・システマ出身のトランペッター、パーチョ・フローレスが2ndアルバムをリリース

パーチョ・フローレス   2019/05/23 12:58掲載
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 今最も熱い注目を浴びる指揮者のひとり、グスターボ・ドゥダメル(Gustavo Dudamel)を輩出したベネズエラの音楽教育システム“エル・システマ”出身のトランペッター、パーチョ・フローレス(Pacho Flores)が、2013年発表のデビュー盤『カンタール〜歌うトランペット』以来となる2ndアルバム『フラクタル』(UCCG-1842 2,800円 + 税)を5月22日(水)にリリース。

 本作は、トランペット・レパートリーにおける最大の人気曲にして、世界中のオーケストラのオーディションでも課題曲となっているハイドンのトランペット協奏曲や、アルメニアの作曲家アルチュニアンによる協奏曲、そしてトランペットへの編曲作品などを収録した充実の内容。スウェーデン出身で“トロンボーンのパガニーニ”と称される名手、クリスチャン・リンドバーグ(Christian Lindberg / 発音はリンドベルイ)が共演指揮者を務めています。共演楽団はノルウェー・アークティック・フィルハーモニー管弦楽団です。

 アルバム冒頭の「アクバンク・ブンカ」は、リンドバーグがノルウェーの名手、オーレ・エドワルド・アントンセン(Ole Edvard Antonsen)のために作曲したトランペット協奏曲。さらにリンドバーグは、「想いあふれて」でトロンボーン奏者としても参加しています。



■2019年5月22日(水)発売
パーチョ・フローレス
フラクタル

CD UCCG-1842 2,800円 + 税

[収録曲]
01. リンドバーグ: トランペット協奏曲「アクバンク・ブンカ」
02. ハイドン: トランペット協奏曲変ホ長調Hob.7e / 1
03. アルチュニアン: トランペット協奏曲変イ長調
04. サラサーテ: ツィゴイネルワイゼン
05. ジョビン: 想いあふれて
06. ピアソラ: オブリビオン

[演奏]
クリスチャン・リンドバーグ(指揮,トロンボーン[05])ノルウェー・アークティック・フィルハーモニー管弦楽団

[録音]
2018年5月 ノルウェー
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