ギタリストの
パット・メセニー(Pat Metheny)が作曲を手がけ、ジェイソン・ヴィーオと
ロサンゼルス・ギター・カルテットというグラミー受賞歴を持つ5人の著名なクラシック・ギタリストが演奏した2つの大作を収録するアルバム『Road To the Sun』が発売されました。
ヴィーオは4楽章からなるソロ・ギター組曲「Four Paths Of Light」、メセニーが「世界で最も優れたバンドの一つ」と評するロサンゼルス・ギター・カルテットは全6楽章の「Road To The Sun」をそれぞれ演奏。この2つのオリジナル作品はメセニーの室内楽作曲家としてのデビュー作です。
ヴィーオとのコラボレーションについて、メセニーは「彼を最初に聴いた時から私のお気に入りのミュージシャンの一人だった」「技術的に不可能とも言えるような演奏を得意としている」とコメント。「パットと一緒に仕事をするのは夢のようなものだった」と語るヴィーオは、「彼のソロの多くを暗譜していますが、彼の音楽の作曲家としての側面は常に最大の影響を与えてくれます。パットほどの歴史的に重要なアーティストが、実質的な作品ということだけでなく、それを演奏するために真の妙技を必要とする作品を作曲し、彼の音楽的な痕跡を残したとき、それはクラシック・ギターにとっても大きなモニュメントなのです」とコメントしています。