ポスト・クラシカルを主軸に、フォーク、アンビエント、エレクトロニカなど、多彩な作品を発表してきた
ピーター・ブロデリック(Peter Broderick)が、70年代から80年代にかけて米ニューヨーク・アンダーグラウンド・ミュージック・シーンで活躍した
アーサー・ラッセルのカヴァー・アルバム『ピーター・ブロデリック・アンド・フレンズ・プレイ・アーサー・ラッセル』(LIIP-1534 2,200円 + 税)を1月11日(金)にリリース。ラッセルの家族の協力のもと制作されたこのアルバムには、未発表曲2曲を収録。CDは日本のみの発売で、海外では共同プロデューサーも務めたピーター・マクラフリンのレーベル「Pretty Purgatory」よりLPが限定発売されます。
エフタークラングのバンドメイトだったラスマス・ストールバーグが主宰するラジオ局〈The Lake Radio〉が、2017年夏に開催した音楽フェス〈Badesoen Festival〉に出演したブロデリックは、主催者からの提案を受けて〈Peter Broderick sings Arthur Russell〉というスペシャルなパフォーマンスを披露しました。そのライヴが高く評価されたことで、ブロデリックはラッセルの最後のパートナーだったトム・リーと出会い、ラッセルの未発表音源のアーカイヴの調査と復元に参加することに。その作業を通じてラッセルの家族とも知り合いになりました。
アルバムには、ブロデリックの妻でもあるアイルランドのシンガー・ソングライター、ブリジッド・メイ・パワー、ラッセルの姪と甥をはじめとする友人たちが参加。ブロデリックが生まれ、ラッセルの家族が暮らす米メイン州で行なわれました。ジャケットに使用された絵画はトム・リーが描いたものです。
■2019年1月11日(金)発売
ピーター・ブロデリック
『ピーター・ブロデリック・アンド・フレンズ・プレイ・アーサー・ラッセル』
CD LIIP-1534 2,200円 + 税
[収録曲]
01. Words Of Love
02. Come To Life
03. I Couldn’t Say It To Your Face
04. That’s Us/Wild Combination
05. You Can Make Me Feel Bad
06. Ballad Of The Lights
07. Eli
08. Losing My Taste For The Nightlife
09. A Little Lost
10. You Are My Love