昨年は
ザ・リバティーンズ でも
アルバム をリリースしたパンクの寵児
ピーター・ドハーティ が、『
ハンブルグ・デモンストレーションズ 』以来9年ぶりとなるニュー・ソロ・アルバム『Felt Better Alive』を完成させ、5月16日(金)に「Strap Originals」からリリースすると発表。あわせて、同作から1stシングル「Felt Better Alive」をミュージック・ビデオとともに公開しています。
「Felt Better Alive」のMVを監督したのは、フランス人の
ローズ・ボッシュ (『
1492・コロンブス 』、『
プロヴァンスの休日 』)とTwinPiix。12月初旬にフランス北西部のノルマンディーで撮影されました。“ザ・デス役”として
ソフィー・ルノワール 、“ザ・ライフ役”としてローラ・ジェノヴィーノが出演しています。
ニュー・アルバム『Felt Better Alive』は、ピーターのこれまでで最も自信に満ちあふれたソロ楽曲集であり、躍動感漲る遊び心と、時折覗かせる無邪気さが散りばめられた作品。ピーターの特徴的なメロディセンス、風変わりな詩的リアリズム、そして視覚的なストーリーテリングの才能が満載されています。
アルバムの制作は、ピーターと彼の家族が暮らすノルマンディーにあるのどかな田園の村から始まり、彼の友人であり、
バクスター・デューリー のプロデュースを手掛け、
リアム・ギャラガー のバンドでギタリストを務めている
マイク・ムーア をプロデューサー兼ミュージシャンとして起用。
ピーターは、ペダルスティールを使った先行シングル「Felt Better Alive」について「かなりバウンシーで、かなりカントリーな曲。“ハンバー川の河口をさらう”という歌詞は、(イギリスのTVシリーズ)『ハンコック』からの一節なんだ(コーンフレークのボウルの底にこびりついた砂糖について)。“そして僕はいつも計画していた/カウボーイにしかできない甘くソウルフルな歌い方をするつもりだった/でも僕のサドルの紐が犬に噛まれた止血帯のように切れてしまった”というコーラスが大好きなんだ。そう、『黄金』(B・トレヴン原作、ジョン・ヒューストン監督がハンフリー・ボガート主演で映画化)のようなもの。金鉱を求めて出発したのに、山賊に追われて山中で遭難してしまうんだ」とコメントしています。
VIDEO
photo by Roger Sargent