フィル・ライノット(Phil Lynott)の生涯を描いたドキュメンタリー映画『フィル・ライノット:ソングス・フォー・ホワイル・アイム・アウェイ』と、フィル・ライノットがフロントマンを務めたバンド、
シン・リジィの名高いライヴ作品『シン・リジィ:「ヤツらは町へ」ライヴ・アット・シドニー1978』の映像作品と音源をカップリングする『ソングス・フォー・ホワイル・アイム・アウェイ+「ヤツらは町へ」ライヴ・アット・シドニー1978』が6月24日(金)に発売されます。『フィル・ライノット:ソングス・フォー・ホワイル・アイム・アウェイ』にはBlu-rayとDVDの2つの仕様があり、『シン・リジィ:「ヤツらは町へ」ライヴ・アット・シドニー1978』はDVDとCD。日本盤先着購入特典としてポスターが付きます。
『フィル・ライノット:ソングス・フォー・ホワイル・アイム・アウェイ』は、資料映像に本人のインタビュー音源、シン・リジィやフィル・ライノットのソロとしての楽曲などを交え、フィル・ライノットの生涯と音楽を振り返るドキュメンタリー作品。作中のインタビューには
ミッジ・ユーロ(
ウルトラヴォックス、シン・リジィ)、
ダレン・ウォートン(シン・リジィ)、
スコット・ゴーハム(シン・リジィ)、
アダム・クレイトン(
U2)、
ヒューイ・ルイス(
ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース)、ジェイムズ・ヘットフィールド(
メタリカ)らのほか、フィルの妻であるキャロライン・タラスケヴィックスや娘のサラ・ライノットとキャスリーン・ライノットが出演しています。
1950年代にアイルランド・ダブリンの労働者階級で育った黒人少年が名声を手にするまでの物語が、あらゆる角度から余すところなく語られ、彼の来歴や、その彼の音楽への影響を紐解く同作は、シンガー、ソングライター、詩人、父、文化的象徴など、ライノットが持っていた幅広い一面が描き出されています。
また、ライヴ作品『「ヤツらは町へ」ライヴ・アット・シドニー1978』は、映像の修復とマルチ・トラックからの音源のリミックスが施されているだけでなく、初の公式リリースとなる5曲の追加楽曲も収録。ライノット、スコット・ゴーハム(ギター、バック・ヴォーカル)、
ゲイリー・ムーア(ギター、バック・ヴォーカル)、
マーク・ナウシーフという唯一無二の名ロック・ミュージシャンたちが見せる興奮のパフォーマンスが存分に楽しめます。「脱獄」「ヤツらは町へ」「バッド・レピュテイション」「ミー・アンド・ザ・ボーイズ」などを収録。