指揮者の
ピエタリ・インキネン(Pietari Inkinen)が、2017 / 2018シーズンからドイツのザールブリュッケン=カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団(Deutsche Radio Philharmonie Saarbrücken Kaiserslautern)の首席指揮者に就任することが発表されました。4年契約の予定です。
インキネンは、世界が注目する若手指揮者の筆頭格のひとり。2015 / 2016シーズンからプラハ交響楽団の首席指揮者を務め、2016 / 2017シーズンからは
日本フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者に就任。9月27日(火)には東京・赤坂 サントリーホールで〈【日本フィル創立60周年記念】ピエタリ・インキネン首席指揮者就任披露演奏会〉を予定。
ザールブリュッケン=カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団はドイツ西部ザールラント州の州都ザールブリュッケン市と、ラインラント=プファルツ州カイザースラウテルン市を拠点とするオーケストラ。巨匠
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキが首席客演指揮者を務めていることでも知られています。
インキネンは、「ザールブリュッケン=カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任することを嬉しく思います。2010年に初めて共演した時から、このオーケストラとは強いつながりを感じていました。私たちは今後、素晴らしい瞬間をともにすることになると確信しています」とコメントしています。