ニュース

ピンク・フロイド、『狂気』50周年を記念した究極のリスニング・イベントを皆既日食のオーストラリアで開催

ピンク・フロイド   2023/04/24 12:25掲載
はてなブックマークに追加
ピンク・フロイド、『狂気』50周年を記念した究極のリスニング・イベントを皆既日食のオーストラリアで開催
 ピンク・フロイドのアルバム『狂気』の発売50周年を記念して、ボックス・セットや日本独自企画盤『狂気-50周年記念SACDマルチ・ハイブリッド・エディション(7インチ紙ジャケット仕様)』などがリリースされるなか、皆既日食の4月20日、究極のリスニング・イベントがオーストラリアで開催されました。

 西オーストラリア州エクスマウスにあるユネスコ世界遺産、ニンガルー海洋公園のマクルオッズ・ビーチに招待されたのは8人のファン。彼らはピンク・フロイドの長年のクリエイティヴ・ディレクターであるヒプノシスのオーブリー・パウエルによって制作された「巨大ピラミッド」の前で、太陽、月、地球が一直線上に並んだときに太陽が完全に月に隠れる「皆既日食」を見ながら、アルバム『狂気』を全曲試聴するという、アルバムの世界観を見事に反映した体験をしました。アルバム最終曲「狂気日食(Eclipse)」のラストの象徴的な歌詞「太陽の下 すべては調和を保っているが、その太陽は徐々に月に侵蝕されていく」が皆既日食の瞬間に合わせられるという、まさに一生に一度の究極リスニング体験となったイベントの模様を収録するダイジェスト・トレイラーが公開されています。

 イベントに参加した8人はピンク・フロイドの世代を超えたファンで構成されており、あまりにも感動的な体験の中で、涙を流す者も。2021年に他界したピンク・フロイドの大ファンである父親への追悼の意を込めてこの旅に参加した27歳のネイサンは「これは一生忘れられない。まるで父が一緒にいてくれたみたいだ」と語り、ピンク・フロイドがきっかけで結婚した、夫のジョセフと一緒にこの旅に参加したモニャは「言葉がでない。このアルバムは何千回も聴いてきましたが、こんな感動は初めてです」と語りました。



ピンク・フロイド日本公式サイト
pinkfloyd.jp
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 佐野元春 自身の名曲群を“再定義”した 最新アルバム『HAYABUSA JET I』[インタビュー] ヒロイックニューシネマ “誰かのヒーローになる” 新体制となって初の全国流通アルバム完成
[インタビュー] エクスペリメンタルHip HopユニットDry Echoes 4年ぶりとなる2ndアルバム完成[インタビュー] 三浦文彰 清水和音 『ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集』を発表 全曲演奏会の最終回を東京と大阪で開催
[インタビュー] のん (映画『私にふさわしいホテル』)[インタビュー] 角野隼斗 イメージ・キャラクターを務める「ベスト・クラシック100極」のコンピレーション・アルバムを選曲・監修
[インタビュー] 色々な十字架 話題の“90年代ヴィジュアル系リヴァイヴァル”バンド 待望のセカンド・アルバムをリリース[インタビュー] アシックスジャパンによるショートドラマ 主題歌は注目のSSW、友成空
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015