20世紀のあらゆる時代や国のポピュラー・ソングを、ハリウッド映画黄金時代のジャズ・バンドを思わせるスタイルでプレイする音楽集団、
ピンク・マティーニ(PINK MARTINI)が、10月27日(土)から29日(月)までの3日間、東京・南青山 BLUE NOTE TOKYOにて来日公演を開催。
2017年にリリースされた新作『
ジュ・ディ・ウイ! 〜ピンク・マティーニの素晴らしき世界』もベスト・セラーを続けるピンク・マティーニ。1994年にピアニストのトーマス・M・ローダーデールが米オレゴン州ポートランドで結成。最初はクインテットでスタートした彼らが、現在のスタイルになったのは1997年。ローダーデールとハーバード大学で同窓だった女性ヴォーカリスト、チャイナ・フォーブスが加入し、12人編成のビッグバンドとなり、現在では13人編成となっています。
同年に1stアルバム『
サンパティーク』を発表し、カンヌ映画祭でヨーロッパ・デビュー。同作はフランスで大ヒットを記録し、その後も着実に人気を拡げ、これまでトータルで300万枚以上のアルバム・セールスを誇っています。また、様々なアーティストとコラボしており、その共演者は
ジミー・スコットや
ルーファス・ウェインライト、
アンリ・サルヴァドール、
ジョルジュ・ムスタキ、
ガス・ヴァン・サント、
チーフタンズ、フォン・トラップスら多岐に渡ります。
日本では2011年にリリースされた
由紀さおりとのコラボ・アルバム『
1969』が大ヒットし、ブレイクを果たしました。本国アメリカではカーネギー・ホールやハリウッド・ボウルなど伝統的な会場でも公演を行なっています。座席の予約はWEB先行が6月19日(火)、一般電話が6月22日(金)よりそれぞれ受け付け開始。詳しくはBLUE NOTE TOKYOの
オフィシャル・サイトでご確認ください。
Photos by Chris Hornbecker