6月に初のフル・アルバム
『太陽と月のオアシス』(写真)をリリースしたギターロック・バンド、
ピロカルピン。彼らが7月20日(土)、同作発売に伴う全国ツアー〈1st Full Album Release Tour“太陽と月のキャラバン”〉のファイナル公演を、東京・恵比寿 LIQUIDROOMにて開催。
ピロカルピンは、松木智恵子(vo, g)、岡田慎二郎(g)、スズキヒサシ(b)、荒内 塁(dr)からなるギターロック・バンド。少年のように透明な松木の声と、唯一無二のバンドサウンドで、多くのファンを虜にしています。
全国ツアーのファイナルとあって、会場には開演前から熱気が充満。メンバーがステージに登場すると、オープニングから客席のテンションは最高潮。松木が「今日はツアーファイナルです!無事メンバー皆元気でファイナルを迎えることが出来ました。今日は楽しんで演奏したいと思いますので、皆さんも悔いのないように楽しんで帰ってください!」と挨拶すると、会場からは大きな歓声が沸き起こりました。
1stアルバムを携えての全国ツアーということで、アルバムについて松木は「今回のアルバムは二面性をテーマに制作したんですが、嫌なことも良いことも、暗いことも明るいことも、両方もあるから素晴らしい、という気持ちを込めました」とコメント。この日のライヴでは「ロックスターと魔法のランプ」や「老人と海」「時の抜け殻」など計23曲を披露。松木の放つ透き通った歌声と、ピロカルピンの真骨頂とも言えるファンタジックな世界観に、集まった観客たちは一様に酔いしれていました。
全国9都市で開催された自身最大規模となるツアーのファイナルを迎えた感想を「初のフルアルバムのリリース、そして全国ツアーを開催することができて、本当に応援してくださる皆さんのお陰だなと、とても感謝しています。いろんな人達に助けてもらいながらの1年でしたが、これからも精一杯続けていけたら良いなと思っていますので、よろしくお願いします!」と語った松木。
予期せぬダブル・アンコールまで、ツアー・ファイナルを完全燃焼したピロカルピン。8月10日(土)には名古屋で開催される〈TREASURE05X 2013 -three gates of wonder-〉、8月21日(水)にはSEACRET BOX BY OTODAMA 2013にて〈浜辺の恋心 supported by RADIO DRAGON〉に出演することも決定しています。