小西康陽のソロ・プロジェクト、
PIZZICATO ONEが、2019年10月の東京・大阪でのワンマン・ライヴを収録した初の実況録音盤『
前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン』(SHM-CD UCCJ-2178 3,000円 + 税)を6月24日(水)に発売。
90年代の音楽ムーヴメント、渋谷系の中心的グループとして、日本はもとより海外のファッション・映画・音楽関係者から絶大な支持を得てワールドワイドに活動し、2001年に解散した
ピチカート・ファイヴ。そのリーダーであり、解散後は音楽プロデューサー / DJとして活躍する小西康陽のソロ・プロジェクトがPIZZICATO ONEです。ピチカート・ファイヴ解散から10年目の2011年に発表した第1弾アルバム『
11のとても悲しい歌』は、世界各国のヴォーカリストをフィーチャーした洋楽曲のカヴァー集で、日本のみならず海外20ヵ国でもリリース。続く2015年発表のセカンド・アルバム『
わたくしの二十世紀』では、ピチカート・ファイヴ時代からのオリジナル曲に新アレンジを施し、個性豊かな11人のヴォーカリストを迎えてセルフ・カヴァー。一夜限りの発売記念ライヴも話題となりました。
そして、『わたくしの二十世紀』からちょうど5年ぶりとなるニュー・アルバム『前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン』は、2019年10月のビルボードライブ東京&大阪におけるワンマン・ライヴの模様を収録した初のライヴ・アルバム。ドラムに有泉 一、ベースに
河上 修、ヴィブラフォンに
香取良彦、ギターに
田辺充邦、ピアノに
矢舟テツローを迎えたステージでは小西康陽はヴォーカルに専念。「この編成でやるのはきっと最初で最後」と語ったベスト・メンバーのコンボがバックアップしています。いまだに高い評価を集めるピチカート・ファイヴ時代のレパートリーを中心に、1988年から2018年までの30年の間に発表したナンバーを作家自身の歌声で聴かせる、小西の長いキャリアにおいても初めての試みとなる、シンガー・ソングライター色の濃い作品です。おなじみのナンバーが、作家ならではの解釈と味わい深い歌声により、また新たな魅力を放っています。
■2020年6月24日(水)発売
PIZZICATO ONE
『前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン』SHM-CD UCCJ-2178 3,000円 + 税
[収録曲]
01. めざめ
02. 東京の街に雪が降る日、ふたりの恋は終わった。
03. 神の御業
04. メッセージ・ソング
05. きみになりたい
06. 地球最後の日
07. 東京上空3000フィート
08. テーブルにひとびんのワイン
09. ゴンドラの歌
10. 涙もろくなった。
11. かなしいうわさ
12. また恋におちてしまった
13. 子供たちの子供たちの子供たちへ