音楽活動をしていたcheruと映像制作をしていたnonchanが美大で出会い、nonchan制作の自主制作映画の音楽を作るため2005年に結成された
PoPoyans。
細野晴臣が音楽監督を務めた映画『グーグーだって猫である』のサウンドトラックにコーラスで参加するなど、耳の早い音楽好きの間で注目を集める彼女たちが、
鈴木惣一朗プロデュースによる1stアルバム
『祝日』(XQEH-1501 税込2,000円)を7月9日にリリースします。
まるで森の中から抜け出してきた妖精のような、透明感溢れる無垢な歌声を聴かせてくれる彼女たち。その楽曲世界は、一見、のんびりしているようでいて、その実、聴き手を鬱蒼とした森の向こうへいざなうような、不思議な魅力もさりげなく放っています。楽曲から漂う穏やかなサイケデリアは
浜田真理子や
湯川潮音あたりを彷彿とさせるものもあります。心地良いのに妙に引っ掛かるPoPoyansのサウンドをこの機にぜひとも味わってみてはいかがでしょう。