自らをアブストラクト・ポストパンクと評し、普通のロック・バンドの編成とは異なるアンサンブルにて、メロディアスながらもカッティング・エッジなオリジナル・サウンドを追求してきた
Pot-pourri(ポプリ)が、2019年10月に発表された1stフル・アルバム『
Classic』以来となる、2ndアルバム『Diary』を5月8日(日)にリリースします。
6曲入りながら、フル・アルバムのヴォリュームでお届けする新作『Diary』は、世界的にも、全楽曲の作詞・作曲を手掛けるフロントマンのSawawo個人的にも、壮絶で大きな変化のあった時期(2020年〜2021年)に制作した作品群で、変化の渦中に「変化に慣れる前に、いまあることを忘れたくない」という想いで取り組み、なおかつ、聴きかえした際にノスタルジーにならないような作品にしようと試みたとのことです。そういったことからも、今作は「記録する」「録音する」ということへ拘り、あえて宅録やフィールドレコーディングなどを多用しています。
一方、かなり個性的ではありつつも、内省的な印象が強かった前作『Classic』と比べると、今作は歌詞もサウンドもかなり拡がりのあるものになり、より多くの人に届く作品となったようです。録音環境はかなり多岐に渡っていますが、ソングライティングの個性がより際立ち、前作以上にアルバムとして統一感のある作品となっています。
マスタリングは
ROVOの益子樹が担当し、Pot-pourriの理想とする立体感のあるサウンドに仕上げています。アートワークとデザインは前作『Classic』に引き続き、建築漫画家として活躍する芦藻彬が担当し、Pot-pourriの音楽を立体物のCD装丁を含めたヴィジュアルで表現しています。
また、発売日である5月8日に、東京・吉祥寺NEPOにて初のワンマン・ライヴも開催。ストリーミング配信も予定しているとのことです。