「ボヘミアン・ラプソディ」「伝説のチャンピオン」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」などのヒット曲で知られる伝説のバンド、
クイーン(QUEEN)のフロントマンで1991年に惜しくも亡くなった
フレディ・マーキュリーの姿を描く伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」が11月に日本で公開されることが決定しました。監督は『
X-MEN』シリーズの
ブライアン・シンガー。また、クイーンのメンバーだった
ブライアン・メイと
ロジャー・テイラーを音楽総指揮に迎えています。
フレディ・マーキュリーは、どうやって世間の常識や既成概念に逆らい、従来の音楽を打ち破り、地上で最も愛されるエンターテイナーになったのか。なぜ、愛と孤独、プレッシャーに引き裂かれたのか。 そして崩壊寸前に陥ったバンドを立て直し、永遠のレガシーを確立したのか。世界的な成功を収めた華やかな活躍とともに、その裏のストーリーを描きます。
フレディ・マーキュリーを演じたのは、『
Mr.Robot / ミスター・ロボット』でエミー賞を受賞した
ラミ・マレック。解禁された予告編では、70年代を象徴する数々のファッショナブルな衣装に身を包んだラミが、まるでフレディ・マーキュリー自身が憑依したかのような圧巻のステージパフォーマンスを披露しています。
完成した映画を観て、ワクワクしている。これは伝記映画ではなく、硬い岩から掘り出されたような、純粋なアートだ。家族や人間関係、希望に夢、悲嘆や失望、そして最後には勝利と達成感が、誰にでも共感できるような物語として描かれている。
決して楽な旅ではなかったが、価値のある旅というのは、すべてそういうものだ!
ラミとルーシー、それに若者たちがとてつもない演技を見せてくれ、実物よりもずっと立派だ!!――グブライアン・メイ / 音楽プロデューサー、クイーンのリード・ギター これはクイーンの音楽と、史上最高のリード・ヴォーカルの一人であるフレディ・マーキュリーを称える映画だ。完成するまでに8年の歳月を費やしたが、それだけの価値があったと確信しているし、私たちがやり遂げたことをとても誇りに思っている。
フレディは、既成概念や周囲の予想を打ち破り、自身と自らの音楽を信じて、すべてを変えた。その結果、フレディはバンドとともに並外れた成功をおさめ、地上もっとも人気を博したエンターテイナーの一人となり、今日に至るまで続いているレガシーを確立した。
クイーンの曲は、数え切れないほどの映画やコマーシャルに使われ、今も世界中のスタジアムや、バーとパブで鳴り響いている。彼らの音楽は、アウトサイダーや夢を追う人、音楽ファンたちをインスパイアしてきた。ごく少数のパフォーマーにしかできない形で、人々と繋がりを持ったフレディだからこそ生み出せた音楽だ。私はこの仕事について以来、幸運にも偉大な役者たちとコラボレーションしてきた。たとえば、レオナルド・ディカプリオやダニエル・デイ・ルイスだ。だが、フレディ役のラミ・マレックの演技は、これまで私が観たことのないようなレベルに達している――グレアム・キング / 映画の製作者
■「ボヘミアン・ラプソディ」
2018年11月から全国で公開
© 2018 Twentieth Century Fox