クイーン自らが企画編集を担当した音楽雑誌がイギリスで発売されました。これはレコードコレクター誌のクリスマス特別号で、一冊の中で8つのクイーン関連企画が組まれています。内容は様々で、最新インタビューからクロスワード・クイズまで。中でも驚いたのが、
ブライアン・メイの秘蔵アセテート盤を公開していること。スマイルの幻のシングル盤、トライデント・スタジオでカッティングされたばかりの『
クイーン II』など、この世に数枚しかないお宝が並びます。ちなみにレコードコレクターの価格査定で最も高価なアセテート盤には6,000ポンド(約900,000円)の値がつけられていました。クイーンのマニアでも初めて見る、驚きの内容です。
テキストは全て英語、特別付録で2022年のカレンダー付。販売は12月10日(金)よりSHINKO MUSIC RECORDS SHOPで予約開始、12月14日(火)からは、クイーン50周年展会場(渋谷西武モヴィータ館)で特別販売される予定。限定数入荷なのでお早めに。
[ブライアン本人が巻頭ページで寄せているコメント]僕たちにとって素晴らしいのは、また世に出て、アダム・ランバートと共にライブを演って、ファンのリアクションを得られることだ。このレコードコレクター特別号には、通常の特集記事に加えて、クイーンの半世紀に亘る活動を記念する僕やロジャー、アダムとのインタビューが収録され、僕の大切なアセテート盤やラッカー盤のコレクション、さらに、僕に影響を与えたレコードたち、クイーンを支えたエンジニアであり友人であったマイク・ストーンの記事、そして僕にギター奏法を伝授してくれたデヴィッド・オリストとのインタビュー、クイーンの新しいメモラビリアと本、そしてロジャーのソロ・コンサートのレポートも掲載されている。この特別号でレコードコレクター誌がここまで詳しい記事を掲載してくれて僕は感激している。ファンたちもとっても喜んでくれると思う。――ブライアン・メイ