2017年秋、体調を崩して東京公演を見送ったピアニストの
ラファウ・ブレハッチ(Rafał Blechacz)が、2018年3月29日(木)に東京・初台 東京オペラシティ コンサートホールで〈ラファウ・ブレハッチ ピアノ・リサイタル〉を開催。
ブレハッチは1985年、ポーランドのナクウォ・ナデ・ノテションに生まれたピアニスト。第5回〈A.ルービンシュタイン国際青少年ピアノ・コンクール〉第2位(2002年、ビドゴシチ)、第5回〈浜松国際ピアノ・コンクール〉の1位なしの第2位(2003年)など数々の賞を獲得し、2005年には第15回〈ショパン国際コンクール〉で優勝。同時にマズルカ賞、ポロネーズ賞、コンツェルト賞、ソナタ賞、オーディエンス賞と、すべての賞を受賞しました。2006年よりドイツ・グラモフォンと専属契約し、ポーランド人演奏家としては、クリスチャン・ツィメルマン(Krystian Zimerman)に続く2人目となりました。
本公演は、ブレハッチ本人の強い希望で開催されるもの。プログラムは、モーツァルトや
ベートーヴェン、
シューマンのピアノ・ソナタから、
ショパンの「4つのマズルカ」、ポロネーズ第6番「英雄」まで、ブレハッチのピアニズムを堪能できる充実の内容です。