2010年6月にロンドンのフィンズベリー・パークで開催され、8万人を動員した
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against The Machine)のフリー・ライヴの模様を収録するDVD
『ライヴ・アット・フィンズベリー・パーク 2010』(YMBS-10595 3,500円 + 税)が9月30日(水)に日本先行発売されます。
毎年、クリスマスのUKシングル・チャートのナンバー・ワンを英国人気テレビ番組「Xファクター」の優勝者が獲得することにウンザリしていた英国在住のモーター夫妻は、2009年の年末、それに対抗するべくレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンを1位にするためのキャンペーンを立ち上げました。対抗曲として彼らが選んだのは、17年も前の代表曲「キリング・イン・ザ・ネーム」。英国内メディアがその行方を大きく取り上げ、「Xファクター」の優勝者とレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのどちらが勝つのか、注目されるなか迎えたクリスマス。大方の予想を覆し、勝負を制したのはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンでした。多くのファンによる賛同と購入キャンペーンによって「キリング・イン・ザ・ネーム」がクリスマスのUKシングル・チャート1位を獲得しました。
彼らのキャンペーンに感銘を受けたレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは、162,713ドルの収益金をチャリティへ寄付するとともに、キャンペーンの成功を祝い、ロンドンでフリー・コンサートを行なうことを約束しました。
2010年6月6日、ロンドンのフィンズベリー・パークで開催された約束のコンサートに詰めかけた観客は、なんと8万人。その時の熱狂を映画『ファイト・クラブ』や『ドラゴン・タトゥーの女』の撮影で名を馳せたジェフ・クローネンウェスが撮影したのが今回発売されるDVDです。
ボーナス特典映像として、ライヴの舞台裏やモーター夫妻のインタビューも収録。キャンペーンのきっかけや当時のエピソードなど、コンサートまでのストーリーを日本語字幕付きで楽しめる内容となっています。
YouTube(youtu.be/T8XiUrpn6u4)では、ライヴのエンディングを飾った「キリング・イン・ザ・ネーム」が公開中です。