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ラインハルト・ゲーベルとベルリン・バロック・ゾリステンが「ブランデンブルク協奏曲」をリリース

ラインハルト・ゲーベル   2017/12/25 13:56掲載
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 1952年ドイツ・ジーゲン生まれの指揮者 / ヴァイオリニストのラインハルト・ゲーベル(Reinhard Goebel)が、ベルリン・バロック・ゾリステン(BBS)と録音した『J.S.バッハ: ブランデンブルク協奏曲(全曲)』(SICC-30471〜2 3,300円 + 税)を2017年12月27日(水)にリリース。

 ゲーベルは73年にピリオド楽器アンサンブル“ムジカ・アンティカ・ケルン”を設立し、86〜87年にムジカ・アンティクヮ・ケルンと「ブランデンブルク協奏曲」を録音。本アルバムはそれ以来、30年ぶりの再録音となります。

 今回の録音では、第2番でトランペットを使用し、第3番の2つの楽章をつなぐ2つの和音もそのまま演奏するなど、30年前と共通する要素もありますが、フレージングは根本的に見直され、442Hzのヴァロッティによる古典ピッチを用いています。そうしたゲーベルのコンセプトを、ベルリン・フィルの名手たちが結成したバロック・アンサンブル、ベルリン・バロック・ゾリステン(モダン・ピリオド混成)が理想的な形で具現化。全曲を彩るソロには、ダニエル・ゲーデ(Daniel Gaede, vn)、ジャック・ズーン(Jacques Zoon, fl)、ラデク・バボラーク(Radek Baborák, hr)、ラインホルト・フリードリヒ(Reinhold Friedrich, tp)、ニルス・メンケマイヤー(Nils Mönkemeyer, va)らが起用され、21世紀におけるハイブリッド・バッハ演奏解釈の究極の形が実現しています。

■2017年12月27日(水)発売
J.S.バッハ: ブランデンブルク協奏曲(全曲)
SICC-30471〜2 3,300円 + 税

[Disc 1]
01. ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV1046
02. ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV1047
03. ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV1048
04. カンタータ第174番「われいと高き者を心を尽くして愛しまつる」BWV174〜シンフォニア

[Disc 2]
01. カンタータ第42番「されど同じ安息日の夕べに」BWV42〜シンフォニア
02. ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調BWV1049
03. ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV1050
04. ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調BWV1051

[演奏]
ラインハルト・ゲーベル指揮ベルリン・バロック・ゾリステン

●各曲のソリスト
第1番: ロベルト・ゴンザレス=モンハス(vn)ラデグ・バボラーク、アンドレイ・ズスト(hr)
第2番: ダニエル・ゲーデ(vn)ラインホルト・フリードリヒ(tp)サスキア・フィケンチャー(bf)クリストフ・ハルトマン(ob)
第4番: ロベルト・ゴンザレス=モンハス(vn)サスキア・フィケンチャー、ケルスティン・ファール(bf)
第5番: ジャック・ズーン(fl)ラファエル・アルパーマン(hc)ロベルト・ゴンザレス=モンハス(vn)
第6番: マテ・スーチュ、ニルス・メンケマイヤー(va)


[録音]
2016年7月11日〜15日、12月5日 ベルリン イエス・キリスト教会
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