ジャズ・ピアニストとしてストレートなジャズを演奏する一方、ヒップホップにも目を向け、
モスデフや
ビラルの音楽ディレクター、
カニエ・ウエスト、
エリカ・バドゥ、
Jay-Z、
Qティップらのツアーに参加するなどしてきた
ロバート・グラスパー(Robert Glasper)。彼がヒップホップ / R&B寄りの音楽に取り組む際に使用するロバート・グラスパー・エクスペリメント名義で、初のアルバム
『ブラック・レディオ』(TOCP-71225 税込み2,300円 / 写真は輸入盤)を2月22日に発表します。
ロバート・グラスパーがブルーノートから出す通算4枚目のアルバムとなる今作には、多くのゲストが参加しており、オリジナル曲を中心に、エリカ・バドゥとともに先日発表された
矢野顕子×
上原ひろみのアルバム『Get Together』にも収録されていたスタンダード「アフロ・ブルー」、ビラルと
デヴィッド・ボウイの「ヘルミオーネへの手紙」、バンドのサックス奏者、
ケーシー・ベンジャミンが
ニルヴァーナの「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」をヴォコーダーを通して歌いカヴァーしています。そのほかにも、
ルーペ・フィアスコ、モスデフ、
ミシェル・ンデゲオチェロらが参加。ジャズとヒップホップ/R&Bとロックが交差するユニークなアルバムです。