ロバート・グラスパー(Robert Glasper)による
マイルス・デイビス・トリビュート
『エヴリシングス・ビューティフル』(SICJ-117 2,200円 + 税)が5月25日(水)に日本先行発売。レガシー・レコーディングFacebookページ(
www.facebook.com/legacyjp)ではグラスパーがマイルスとの時空を超えた競演について語ったミニ・ドキュメンタリー映像(日本語字幕入り)が公開されています。
米コロンビア・レーベルのテープ保管庫にあったマイルスのオリジナル音源をベースに再創造したこの意欲作についてグラスパーは「マイルスがもし生きていたら
エリカ・バドゥや
ナインス・ワンダーと一緒に演奏しただろうか。今回参加しているアーティストたちと、絶対やっただろうね」と確信をもって語っています。
このアルバムには
スティーヴィー・ワンダー、エリカ・バドゥ、
ビラル、フォンテ、
ハイエイタス・カイヨーテ、
ローラ・マヴーラ、キング、
ジョージア・アン・マルドロウ、
イラJ.といったマイルスの遺伝子を受け継ぐ多彩なアーティストたちがグラスパーの声がけにより名を連ねています。
ピアニストとしてプロデューサーとして、自身のトリオと“エクスペリメント”を率いて、R&B、ジャズ、ヒップホップというジャンルの境界線を超越するグラスパー。若い才能にオープンで変化を恐れない革新的なスピリットをもつマイルス。幻のコラボレーションを聴きながらマイルスが与えた影響の大きさ、その音楽の懐の深さを知るとともに 今もなおマイルスが新しいアートを生み出すインスピレーションの源になっていることを実感するアルバムです。
また現在アメリカではマイルス初の伝記的映画『マイルス・アヘッド(原題)』が公開中。マイルスが一時的に音楽界から引退していた70年代後半を軸に描かれ、
ドン・チードルが主演・脚本・監督を務めています。
サウンドトラックには、マイルスの代表的ナンバー11曲(オリジナル音源 / 一部抜粋編集)と、グラスパーが映画のために書き下ろした新録4曲が、ドン・チードルの劇中台詞とともに収録されています。映画『マイルス・アヘッド』は日本では12月に公開予定となっています。
■2016年5月25日(水)発売
マイルス・デイビス&ロバート・グラスパー
『エヴリシングス・ビューティフル』SICJ-117 2,200円 + 税
[収録曲]
01. トーキング・シット
02. ゲットー・ウォーキン feat. ビラル
03. ゼイ・キャント・ホールド・ミー・ダウン feat. イラ・J
04. マイシャ feat. エリカ・バドゥ
05. ヴァイオレッツ feat. フォンテ
06. リトル・チャーチ feat. ハイエイタス・カイヨーテ
07. サイレンス・イズ・ザ・ウェイ feat. ローラ・マヴーラ
08. ソング・フォー・セリム feat. キング
09. マイルストーンズ feat. ジョージア・アン・マルドロウ
10. アイム・リーヴィング・ユー feat. ジョン・スコフィールド&レディシ
11. ライト・オン・ブラザ feat. スティーヴィー・ワンダー