ブラーのフロントマンにして
ゴリラズの仕掛け人
デーモン・アルバーンが
レッチリのベーシスト、
フリーとアフロ・ビートの代名詞でもあるドラマー、
トニー・アレンとタッグを組んだ新バンド、その名も
ロケット・ジュース・アンド・ザ・ムーン(Rocket Juice&The Moon)。
エリカ・バドゥに
サンダーキャット、
ヒプノティック・ブラス・アンサンブルなど豪華アーティストも参加、オールスター級のミュージシャンによる夢の企画のこの
国内盤CDが本日リリース!
音楽史に名を残す3人によるこのバンドの事の発端は、2008年のラゴス行きの飛行機の中だったそう。アフリカ・ミュージック・エキスプレスというイベントに参加するたまに、たまたま同じ飛行機に搭乗した3人が意気投合し、このバンドの構想を思いついたとのこと。次第にバンドのコンセプトが固まると、それぞれのミュージシャン仲間も次々に参加。
最終的にはエリカ・バドゥ、ヒプノティック・ブラス・アンサンブル、マリのシンガー、ファトウマタ・ディアワラ、
サリフ・ケイタや
ユッスー・ンドゥール、
サンタナなどと共演をしてきたマリの大御所キーボーディスト、シェイック・ティディアン・セック、ガーナのラッパー、エム・アニフェストが参加しています。
トニー・アレンのアフロ・ビートにフリーのベースが絡むだけで音楽ファンはよだれを垂らして喜びそうなものですが、二人の匠が作り上げる最高にグルーヴィなビートの上、超豪華ゲストの歌声や、ホーンが響きわたる仕上がりに。
制作は西ロンドンのデーモンのスタジオや、ダラス、シカゴ、パリなど世界中で行なわれ、ミックスをベーシック・チャンネル、リズム・アンド・サウンドのマーク・アーネスタスが担当し磨きをかけています。
ビートだけ聞くとアフロ・ビートに聞こえますが、ソウルフルであり、ファンキーであり、ダビーであり、ジャジーでもあり、ロックでもある……つまりは音楽のジャンルの壁をひらりと飛び越えるアルバム。今年話題の作品の一つになること間違いなしの本作、ぜひチェックしてみてください!