10月上旬に
ズービン・メータ指揮
ウィーン・フィルとの来日公演を予定しているピアニストの
ルドルフ・ブッフビンダー(Rudolf Buchbinder)が、
『ブラームス: ピアノ協奏曲第1番・第2番』(SICC-30285〜6 3,000円)を10月5日(水)にリリース。
ブッフビンダーは、ウィーン伝統のピアニズムを現代に受け継ぐ巨匠。待望の協奏曲の新譜は、彼がもっとも得意とする“三大B”の一角を成すブラームスの2曲のピアノ協奏曲。共演はズービン・メータ指揮のウィーン・フィルという、まさに黄金のコンビによる協奏曲録音です。
ブラームスのピアノ協奏曲の自筆譜を所有するほど作品に入れ込んでいるブッフビンダーは、1998年、99年に
アーノンクール指揮コンセルトヘボウ管、2009年にはメータ指揮
イスラエル・フィルともライヴ録音していますが、今回は2015年3月にウィーンで行なわれた演奏会のライヴ録音。この時ブッフビンダーはこれらの大曲2曲を一晩で弾くという凄技を成し遂げました。その演奏は“ブラームスがこれほど完璧に響くのは滅多にない”“ブッフビンダーのマイルストーン”(ウィーン・クーリエ紙)と絶賛され、ブッフビンダー自身も「ようやく満足のいくブラームスになった」と語るほどの出来栄えでした。
10月上旬に予定されている来日公演では、アルバムに収められたブラームスのピアノ協奏曲第1番も演奏される予定です。