ルーファス・ウェインライト 2003/08/07掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
自らがゲイであることを公言したことや、ユニークな歌詞・作風で70年代に人気を博した
ラウドン・ウェインライト3世を父に、姉妹デュオ
“ケイト&アンナ・マクギャリグル”として活躍したケイト・マクギャリグルを母に持つという恵まれた音楽環境の下で育ったことなど、音楽性以外の部分から彼の存在を知った方も多かったはずな、シンガー・ソングライター、
ルーファス・ウェインライト。とはいえ、そんな方々も、ヴァン・ダイク・パークスらが参加したデビュー作
『ルーファス・ウェインライト』(写真)などでの、甘い歌声とロマンティックなメロディの素晴らしさに、きっと感動をしてしまったはずかと思いますが、そんな彼のニュー・アルバム
『ウォント』(UICW-1043\2,548(税込))が日本先行となる9月21日にリリースされることになりました。
デビュー作に引き続き、またしても評判を呼んだ前作『ポーゼス』から約2年ぶりとなる今作は、プロデューサーに、ビョークやマドンナを手掛けた、Marius DeVriesを起用しているそうで、また、元バンドのリヴォン・ヘルムや、成熟した歌と演奏を聴かせてくれたチャーリー・セクストンがゲスト・ミュージシャンとして参加している点にも注目。ビートルズ・カヴァーが評判を呼んだ、あの『アイ・アム・サム』のサントラでもその才能が光っていた彼なだけに、是非とも多くの方に聴いて欲しいものです。