坂本龍一 2004/02/19掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
かつて、
坂本龍一(写真は新作
『CHASM』)が担当していたNHK-FM『サウンド・ストリート』のオーディション・コーナーに集まった優秀作品をCD化し、人気を得ていた“デモ・テープ”シリーズ。その同シリーズからは、
槇原敬之、
テイトウワ、
高野寛らが誕生したことでも有名だと思いますが、そんな“デモ・テープ”シリーズが長き沈黙を破り、ついに復活!
今回は、現在、教授が3ヶ月ごとにパーソナリティを務めている、J-WAVE『RADIO SAKAMOTO』でのオーディション・コーナーにエントリーされた膨大なデモ・テープの中から、教授自ら審査・選考した作品となるそうで、
『DOCUME´NTO-RADIO SAKAMOTO-』(WPCL-10073\1,575(税込))という名で2月25日にリリースされる予定です。
元々、同オーディション・コーナーでは、音楽作品、映像作品、小説、ポエトリー・リーディングなど、ノン・ジャンルで自由応募な“Free Style”と、六本木ヒルズの誕生を祝って教授が作曲した祝典音楽「The Landsong〜music for Artelligent City〜」を、自由な発想で加工・解体してよい“The Landsong Challenge”なる2つのカテゴリーが用意されていましたが、今作には、その両方のカテゴリーにおいて優秀作品に選ばれた全18曲が収録される予定とのこと。その気になる収録予定曲は下記のとおりですが、そのうち数曲は、
『RADIO SAKAMOTO』の公式HPにて試聴可能となっているので、気になる方は訪れてみてはいかがでしょうか? 過去の例から言っても、このなかに将来騒がれるであろうアーティストがいる可能性は高いと思われますので、先取り好きな方は今作のチェックを怠らないように!
(01)「holos」(HiroshiHirose:archidelic)
(02)「spring chimes」(Miliam)
(03)「蒼ざめた悲しさのテーマ」(佛願広樹)
(04)「森に降る跡」(七尾美日)
(05)「壇の浦」(西原鶴真)
(06)「沈黙」(雲尾かずき)
(07)「はまゆう」(中里光雄)
(08)「Roots of the Sapphire」(遠藤雅章:Genderwayann)
(09)「テンガロンハット」トージ)
(10)「Lotus flower」(大藤桂子)
(11)「cote」(樋口大輔)
(12)「from Winter」(二神りあ)
(13)「O MAR EM PAZ」(Bajune Tobeta)
(14)「Polka Dots & Sl@yremoonbeams」(SL@yRe&The Feminine Stoolξ:坂本昌巳VSKawatory)
(15)「kawatory」(kawatory)
(16)「ZOOM」(入木田タカシ)
(17)「the land song-music for Artelligent City(ASIAN VOICE MIX)」(坂本龍一)
(18)「the land song-music for Artelligent City(Re-Landing)」(坂本龍一)