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坂本龍一、アナログ盤『GREAT TRACKS』『エスペラント』2作同時リリース

坂本龍一   2020/06/25 12:55掲載
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坂本龍一、アナログ盤『GREAT TRACKS』『エスペラント』2作同時リリース
 坂本龍一が7月22日(月)にアナログレコード専門レーベル「GREAT TRACKS」よりリリースする新規コンピレーション・アルバム『GREAT TRACKS』(12inchアナログ盤 MHJL-139 3,300円 + 税)のアートワークが初公開。同時リリースとして、1985年10月5日に発表された5枚目のソロ・アルバム『エスペラント』もアナログ盤(12inch MHJL-138 3,700円 + 税)にて、7月22日に同レーベルより発売されることが決定しています。

 『GREAT TRACKS』は、Sony Music Direct内のアナログ盤専門レーベル「GREAT TRACKS」のために選曲された4曲を、サウンドに定評のある12インチ45回転のアナログレコードに収録した新規コンピレーション・アルバム。1985年のラジオ番組に送られたデモテープがきっかけで制作された「STEPPIN’ INTO ASIA」、1986年に発売されたアルバム『未来派野郎』から「黄土高原」と「Ballet Mécanique」の2曲に加え、1987年開催のNEOGEOツアー直後にバンド・メンバーをスタジオに集め収録された「BEHIND THE MASK」の4曲がセレクトされています。カッティングはバーニー・グランドマンが担当、株式会社ソニー・ミュージックソリューションズの静岡工場プレス盤となり、吉村栄一による最新楽曲解説とレコーディングを担当した滝瀬 茂(現レーベル・プロデューサー)による書下ろし原稿「教授との仕事」も封入される仕様です。

 公開されたアートワークは、YMOや80年代坂本龍一作品のデザインを担当したBEANS・井上嗣也が担当。当時の残存する写真素材を使用し、今回のアルバムのために新たに制作されたものとなっています。

 また、同日発売される『エスペラント』は、前衛舞踏家のモリサ・フェンレイの依頼によって制作された“架空の民族音楽”というコンセプトを反映する楽曲で構成された作品。フェアライトCMIを徹底的に駆使して作られた人工美あふれる民俗音楽に、アート・リンゼイのノイジーなギターを要所で取り入れ、それらが渾然一体となった形式にとらわれない音楽を構築。坂本が目指したハイテクでテクノな普遍的エスニック・ミュージックが展開された一作となっています。こちらのカッティングは『エスペラント』のもつ独特なサウンドをエンジニアに理解してもらうため国内にて行なわれ、坂本の最新コメントと吉村栄一による最新解説書も封入された仕様となっています。

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■2020年7月22日(水)発売
坂本龍一
『GREAT TRACKS』

12inchアナログ盤 MHJL-139 3,300円 + 税

[SIDE-A]
01. 黄土高原 (1986年発売)
02. Ballet Mécanique (1986年発売)

[SIDE-B]
01. BEHIND THE MASK (1987年発売)
02. STEPPIN’INTO ASIA (1985年発売)

■2020年7月22日(水)発売
坂本龍一
『エスペラント』

12inchアナログ盤 MHJL-138 3,700円 + 税

[SIDE-A]
01. A WONGGA DANCE SONG
02. THE "DREAMING"
03. A RAIN SONG
04. DOLPHINS
05. A HUMAN TUBE

[SIDE-B]
01. ADELIC PENGUINS
02. A CARVED STONE
03. ULU WATU

坂本龍一アナログ・リイシュー特設ページ
www.110107.com/ryuichi_sakamoto_analog
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