全国17会場34公演で構成される
サカナクションの全国ホール・ツアー〈SAKANAQUARIUM 2025 “怪獣”〉が1月25日神奈川・相模女子大学グリーンホールを皮切りにスタート。
今回のツアーはサカナクションの全国ホール・ツアーとしては2020年に開催された〈SAKANAQUARIUM 2020 “834.194 光”〉以来、およそ約5年ぶりとなる待望の全国ホール・ツアーで、開演前から会場は異常な緊張感に包まれました。
ライヴはサカナクションのパフォーマンスと緻密かつ斬新な映像表現を組み合わせた先鋭的な演出で構成。ライヴ中盤では新曲「怪獣」を披露。演奏が終わると鳴りやまない拍手と歓声に会場が包まれました。
NHK総合テレビおよび各動画配信サービスでも配信中のアニメ『チ。 ―地球の運動について―』の主題歌として先行して公開されている楽曲ですが、今後サカナクションの代表曲となる楽曲の誕生を予感させる演奏となりました。
楽曲はライヴ直前に完成。アンコールでは
山口一郎が「一昨日歌詞が出来ました」と伝え、昨日のリハーサルで年明け初めて他のメンバーと会ったことを吐露。そして歌詞を一人部屋で書き続けた山口を待ち続け、ライヴの準備を入念に行ってきた4人と楽曲を待ち続け会場に詰め掛けたファンの応援に感謝を伝えました。
サカナクションは今後7月までツアーを継続。新曲「怪獣」はツアー期間中にレコーディングを実施し、近日中にリリースされる予定。今後のサカナクションにご注目ください。
Photo by 後藤武浩