3月17日にリリースされる
サカナクションの4thアルバム
『kikUUiki』が遂に完成(リリース1ヵ月前の完成はプレスなどの行程を考えると、正常に発売できるギリギリのタイミング)! ……ここまでレコーディングが伸びた最大の理由は、山口一郎(vo)が実に9年間におよぶ構想の末作り上げた、7分に迫るロック・シンフォニー「目が明く藍色」の制作に多大な時間を要したため。
アルバム・タイトルであり、コンセプトである“kikUUiki”(汽空域)という概念を1曲で体現したといわれる「目が明く藍色」。朴訥とした歌いだしから一点、パラノイア的な狂気に陥り、最終章では「君の声を聞かせてよ」という叫びを歓喜の合唱と荘厳なストリングスで包み込む大作。
サカナクション史上もっともキャッチーといわれる「アルクアラウンド」の次に、もっとも難解かつ複雑なこの楽曲をアルバムのリード・チューンとして押し出していくことになっており、現在ミュージック・ビデオも制作中とのこと。2月22日(月)にはTOKYO FM・JFN系全国38局ネット『SCHOOL OF LOCK!』で初オンエア予定となっています。アルバム『kikUUiki』をいち早く体感したいリスナーは要チェック!
アルバムには、オリコンチャート3位を記録した「アルクアラウンド」のほかにも、勇猛なロック・マーチ「潮」、「ネイティブダンサー」を髣髴とさせるダンス・チューン「YES NO」、ラウドかつラディカルなロック・アンセム「Klee」、荘厳なエレクトロ・チューン「アンダー」、サカナクションとしては異色なラヴ・チューン(?)「表参道26時」、さらに初回限定盤にのみ収録されるDUBチューン「Paradise of Sunny」を含む全13曲。必聴です!