3月上旬に〈東芝グランドコンサート2018〉での来日公演を控える
サカリ・オラモ(Sakari Oramo)と
BBC交響楽団が、来日記念盤として『
フローラン・シュミット: 交響曲第2番op.137, 《アントニーとクレオパトラ》op.69より 組曲第1番, 第2番』(RCHSA-5200 3,238円 + 税)を2月21日(水)にリリース。
オラモは、1965年フィンランド出身の指揮者。ヴァイオリニストでもあり、かつて
フィンランド放送交響楽団のコンサートマスターも務めました。2013年にBBC響の首席指揮者に就任し、近現代作品や新作の発掘・演奏に取り組んでいます。
本作でオラモとBBC響は、近代フランスの大作曲家である
フローラン・シュミットの交響曲第2番と、このコンビがイギリス初演した『アントニーとクレオパトラ』からの組曲を録音。交響曲第2番は1957年12月、シュミットが87歳のときに完成し、自身が亡くなる2ヵ月前の58年6月に
シャルル・ミュンシュ(Charles Munch)の指揮のもとストラスブールで初演が行なわれ好評を博した、最晩年の代表作です。