Salyuが今年1月から新しく立ち上げたプロジェクト“salyu×salyu”(サリュ バイ サリュ)での初ライヴ<s(o)un(d)beams special event>が渋谷WWWで行なわれました。
salyu×salyuは、その第1弾として共同プロデュースに
コーネリアスこと
小山田圭吾を迎え、“クロッシング・ハーモニー”をテーマに、最大で8声のハーモニーを聴かせるという試みがなされたアルバム
『s(o)un(d)beams』がリリースされたばかり。Salyuが“声”と言う楽器を使い、小山田圭吾の多重録音で作り上げるポップ・サウンドと見事に融合、大きな話題を呼んでいます。
そしてライヴには、豪華なゲストも参加。最初は、作詞で参加していた
七尾旅人が登場し、温かくも強い歌声と言葉で観客を魅了。途中にはSalyuも参加してセッションを繰り広げました。
次にsalyu×salyuのライヴがはじまると、衣装と髪型をそろえたSalyu含む4人のコーラス隊が登場し、「Google Chrome Music Mixer」でのミュージック・ビデオでも話題となっていた「ただのともだち」からスタート。音源とは違ったコーラス・ワークでアクロバティックなハーモニーを繰り広げる。途中、プロデューサーの小山田圭吾も参加し「Mirror Neurotic」などグル―ヴィーな楽曲で会場のテンションを一気に上げていく。
アンコールでは、Salyuが東日本大震災を受け、沢山の方に聴いてもらいたいという想いから自身の「to U」を歌いあげ、会場内が一気に温かな空気に包まれました。
クロッシング・ハーモニーを生かした絶妙なコーラスワークで展開されるsalyu×salyuは、4月21日の横浜BayHallを皮切りにツアーがスタート。また<GREEN ROOM FESTIVAL>などのイベントにも参加するので、ぜひ注目を。