ザ・シー・アンド・ケイクのメンバーでもある
サム・プレコップ(Sam Prekop)が前作『
ザ・リパブリック』から5年半ぶりのソロ・アルバム『コンマ』(CD THRILL-JP 52 / HEADZ 247 2,000円 + 税)を7月24日(金・祝)に発表します。デジタル・リリースとアメリカでの発売は8月21日(金)。1ヵ月近い日本先行発売です。また、収録曲の「Summer Places」と「Circle Line」が先行配信中です。
モジュラー・シンセだけでなく、Roland SH-101やJUNO-106といったアナログ・シンセの名機、デジタル・シンセのElektron Digitoneも用いて制作されたニュー・アルバムは、リズミカルでポップなインストゥルメンタル作品集。エイフェックス・ツインの『Selected Ambient Works 85-92』や『Selected Ambient Works Volume II』をはじめ、海外でも再評価が進む
清水靖晃、
尾島由郎、
イノヤマランドといった80年代の日本のニューエイジやアンビエントの名作群、Basic Channelからリリースされた諸作、
ロバート・フッドらの90年代のミニマル・テクノの名盤にもインスパイアされた、ハイブリッドで新たなアンビエント感をも予感させる、懐かしくも瑞々しい一枚となっています。
ミックスは拠点を米シカゴからポートランドに移した、バンドメイトでもある
ジョン・マッケンタイアが担当。マスタリングにはニューヨークのレーベル「12K」を主宰し、
坂本龍一のコラボレーターとしても知られる
テイラー・デュプリーを初起用。日本盤にはジョン・マッケンタイアがミックスを手がけた新曲がボーナス・トラックとして収録されます。
Photo by Barry Phipps