佐野元春のデビュー40周年を記念したベスト・アルバムの詳細情報が公開されています。
このたび発表されたベスト・アルバムは、デビューからの40年をトータル80曲で表現した2タイトルでのリリースとなり、一つはEPICレーベル期のキャリアをまとめた『MOTOHARU SANO GREATEST SONGS COLLECTION 1980−2004』(初回生産限定3CD MHCL-30640〜643 5,000円 + 税 / 通常盤 3CD MHCL-30644〜646 4,000円 + 税)。もう一つはインディペンデント・レーベル「DaisyMusic」設立後結成された
佐野元春 & ザ・コヨーテ・バンドのキャリアをまとめた『THE ESSENTIAL TRACKS MOTOHARU SANO & THE COYOTE BAND 2005 - 2020』(40周年記念生産限定盤 2CD POCE-9399〜400 4,500円 + 税)として、9月23日(水)に同時発売されます。
『MOTOHARU SANO GREATEST SONGS COLLECTION 1980−2004』は、EPICレーベル在籍中の24年間(1980年 - 2004年)に発表した代表曲・重要曲を3枚のディスクに収録。制作にあたってキュレーションは佐野自身が手がけ、各時代の曲が一貫性を持って聴けるように細部に渡って編集が施されています。楽曲はオリジナル曲を中心に「悲しきレイディオ」、「シーズン・イン・ザ・サン - 夏草の誘い」、「君の魂 大事な魂」、「太陽」は新たなミックスを収録、「新しい航海」は敢えてハートランド・ヴァージョンを採用するなど推敲を重ね、現段階で最高のベスト盤としてまとめられています。また、全曲テッド・ジェンセンによるリマスター音源を使用し、BSCD2(高品質CD規格)を採用。佐野の名曲を最新の音質で楽しめるコレクションとなっています。
『THE ESSENTIAL TRACKS MOTOHARU SANO & THE COYOTE BAND 2005 - 2020』は、これまで発表した4枚のスタジオ・アルバム、 『
COYOTE』(2007年)、『
ZOOEY』(2013年)、『
BLOOD MOON』(2015年)、 『
MANIJU』(2017年)から厳選した全32曲を2枚のディスクに収録。新曲「エンタテイメント!」を始め、このアルバムのために新たにミックスした6曲も収められています。作品性の高いコンピレーション・アルバムに仕上がっており、こちらも全曲テッド・ジェンセンによる最新リマスター音源が使用されています。
佐野のベスト・アルバムに対するアプローチは37年前にさかのぼります。1983年発表『No Damage (14のありふれたチャイム達)』で単なる代表曲のオムニバス的な内容ではなく、ひとつのコンセプトやストーリーに基づく選曲・曲順構成・収録曲の再ミックスや再編集などをほどこし、“セレクション・アルバム”と称してオリジナル・アルバムと同等の作品としてリリース。ベスト・アルバムの概念に大きな変革をもたらしました。その後、シングル作品に焦点をあてた『Moto Singles 1980-1989』(1990年)、ライヴ音源で構成された『THE GOLDEN RING Motoharu Sano with the Heartland Live 1983-1994』(1994年)など現在に至るまで常に緻密で革新的なアプローチを続け、音楽シーンに一石を投じています。
■2020年9月23日(水)2タイトル同時発売
佐野元春
『MOTOHARU SANO GREATEST SONGS COLLECTION 1980−2004』
初回生産限定3CD MHCL-30640〜643 5,000円 + 税
通常盤 3CD MHCL-30644〜646 4,000円 + 税
『THE ESSENTIAL TRACKS MOTOHARU SANO & THE COYOTE BAND 2005 - 2020』
40周年記念生産限定盤 2CD POCE-9399〜400 4,500円 + 税