オノ・ヨーコ＆ショーン・レノンとの共演、ジョン・サイモンとザ・バンドのメンバー、ガース・ハドソンとの共演など、これまで数々の伝説的ライヴを大阪で展開してきた佐野元春が、デビュー40周年を迎え、4月4日（日）に大阪・大阪城ホールにて特別コンサート〈佐野元春＆THE COYOTE GRAND ROCKESTRA「ヤァ！ 40年目の城ホール」〉を開催します。

　すでにチケットの先行予約を受け付けている3月13日（土）の東京・日本武道館公演に続いて発表された大阪城ホール公演も、政府によって示されたイベント開催制限条件、および感染拡大防止対策ガイドラインを遵守した人数（会場キャパシティの50％以下、収容人数5,000人以下）で実施。換気・消毒・検温など最新の医学的見地に基づいた万全の対策をとってのライヴ開催となります。

　公演ではこれまでファンに愛されてきた数々のオールタイム・ヒットから最新の重要曲まで、まさに40周年にふさわしいセットリストを用意。バッキング・バンドのTHE COYOTE GRAND ROCKESTRAには、深沼元昭（g）、藤田顕（g）、渡辺シュンスケ（key）、小松シゲル（ds）、高桑圭（b）に加えて、大井スパム（perc）、Dr.kyOn（key）、ブラスセクションに山本拓夫らが参加します。

　なお、今回のコンサートの収益の一部は、コロナ禍の逼迫する医療現場の最前線において、治療や感染予防に懸命に対応されている医療従事者の方々への支援金として役立てることが発表されています。

［佐野元春からのコメント］

「緊急事態宣言」
words by 佐野元春

無闇に恐れないで
無駄に油断しないで
いつものフローで行こう

記念ではなく
祝祭でもなく
唄う理由を知るための
まぎれもない証

今ここに迎えた40年ではあるが
今ここで舞台に立てることに感謝

直の場
仮想ではなく現実の場
リアルな場、本物の場

君に会えるのは
これで最後になるのだろうか

そうであっても
そうでなくても
明日は来る

ここにささやかな場を
仲間たちに捧げたい

守って、祈って
準備ができたら知らせてほしい
門は開けっぱなしにしておくよ

一緒に過ごそう