5月3日に第1弾がリリースとなるサンタナの紙ジャケットですが、第2弾の詳細も明らかになりました。74年の『ロータスの伝説』（写真）から77年の『ムーン・フラワー』まで、5タイトルがラインアップされています。

　なんといっても今回の注目は、『ロータス〜』の“22面体ジャケット”の完全再現。レコード史上最大と謳われた特殊ジャケットが、紙ジャケで甦るというのですからマニアは必携でしょう。この『ロータス〜』の紙ジャケには特に力を入れているようで、ジャケット・デザインを担当した田島照久氏をはじめ、レコーディング・エンジニアや担当A＆Rなど、当時の日本人スタッフが再集結し、完璧な復刻となる模様です。初回リリース時のライナー・ノーツに加え、制作秘話などを新たに掲載した別冊ブックレットが付き、ディスクもオリジナル同様に3枚組となります。もちろん、その他の作品もオリジナルを忠実に再現したデザイン。発売は、5タイトルすべて6月7日の予定です。

　また、US盤は2月にリリースとなっている『III』のデラックス盤も国内発売が決まりました。未発表曲3曲を追加、1971年7月4日、フィルモア・ウェストでのライヴ音源を収録したボーナス・ディスク付きのこの『〜レガシー・エディション』、国内盤（MHCP-1028〜9 税込\4,410）の発売は4月19日の予定です。なお、収録曲などの詳細はUS盤についてのニュースでご確認ください。

＜サンタナ紙ジャケット第2弾＞
・日本初版帯復刻
・06年 DSDマスタリング
・歌詞対訳付

●『ロータスの伝説』（MHCP-1002〜4 税込\6,825）
※ 22面体ジャケット復刻／日本盤LP復刻紙ジャケット／内袋、カラー・ライヴ・フォト4枚付き／別冊ブックレット付き（74年当時のライナー＋06年新規ライナー＋制作秘話・デザイン秘話・録音秘話）

●『不死蝶』（MHCP-1005 税込\1,890）
※ US盤オリジナル紙ジャケット仕様（E式シングル・ジャケット）／内袋付き／特殊紙アルグラス使用

●『アミーゴ』（MHCP-1006 税込\1,890）
※ US盤オリジナル紙ジャケット仕様（E式見開きジャケット）／内袋付き

●『フェスティバル』（MHCP-1007 税込\1,890）
※ US盤オリジナル紙ジャケット仕様

●『ムーン・フラワー』（MHCP-1008〜9 税込\2,730）
※ ボーナス・トラック3曲／US盤オリジナル紙ジャケット仕様（E式見開きジャケット）／内袋付き