日本映画界を代表する俳優・
佐藤浩市が、映画デビュー40周年の2021年、初めて歌手としてアルバム『
役者唄 60 ALIVE』を、自身の61回目の誕生日である12月10日(金)にリリース。あわせて、収録曲「Life is too short」のミュージック・ビデオがYouTubeにて公開されています。
佐藤は12月8日放送のフジテレビ『FNS歌謡祭』第2夜に出演し、
原田芳雄や
松田優作で知られる名曲「横浜ホンキー・トンク・ブルース」を、
江口洋介と
小澤征悦とともに歌唱。伸びやかで説得力のある歌声とダンディなたたずまいで、その後SNS上には「歌声にシビれた!」、「激渋」、「イケオジ」といった絶賛のコメントが多数飛び交いました。江口洋介と小澤征悦との共演による「横浜ホンキー・トンク・ブルース」は、ブルーノート東京でライヴ・レコーディングされた本アルバムにも収録されています。
また、公開された「Life is too short」は、佐藤浩市が初めて作詞を手がけたナンバー。本人曰く、数年前に行きつけのバーで深夜にシンガー・ソングライター / ギタリストの田内洵也と30分程度で作った曲とのことですが、大切な人を失った喪失感を綴った胸にしみる歌詞となっています。
MVは佐藤浩市の“才能のある若手にチャンスを与えたい”という願いのもと、気鋭の真田宗仁郎が監督を務めた作品。売れない漫談師を
金山一彦が、それを支える恋人を
尾野真千子が演じるという映画のような配役で、他にも小澤征悦、
金井勇太、
寛一郎などが友情出演する豪華な内容。さらに、漫談師が出演する劇場支配人を佐藤浩市が演じているのも注目です。YouTubeで公開されたのはショート・ヴァージョンで、フル・ヴァージョンはアルバムのDVDに収録されます。
なお、アルバムのDVDに収録されている、ジャズクラブ「ブルーノート東京」での無観客ライヴ映像が、現在ぴあ、イープラス、ZAIKOにてストリーミング配信中です。アーカイヴ配信視聴期間は12月11日(土)23:59までなので、興味のある方はお早めに。
©操上和美