2024年、楽曲「3%」がSNSで大きくバズリ、現在放送中のTVアニメ『
花は咲く、修羅の如く』エンディング主題歌に新曲「朗朗」が抜擢されているシンガー・ソングライター“
さとう。”が、3月12日(水)にリリースするミニ・アルバム『
とあるアイを綴って、』から「アマレット」を2月19日(水)に先行配信しています。
「アマレット」は、歪な恋に酔っていただけの女性と、そこに溺れてしまった男性の想いを綴ったバラード・ソング。昨年まではギター一本の弾き語りスタイルを貫いてきたさとう。ですが、前述の「朗朗」を機にバンド・アレンジに挑戦、さらに本楽曲ではさとう。のアコギ弾き語りとチェロのみによるデュオ編成という新しいスタイルで完成させました。チェロのうねるような低音の響きと、旋律を奏でる儚げな音色が、海の深淵や月と暗闇の濃淡を演出し、さとう。の歌声とアコギの切ない美しさを見事に引き立てています。
また、「アマレット」の先行配信に伴い、『とあるアイを綴って、』の未公開となっている収録曲の一部も聴ける全曲ティザー動画が、2月19日(水)20:00にさとう。のYouTubeチャンネルにてプレミア公開されることが決定。収録曲の「点滅する」「春一番」「夕陽になった人」はバンド・アレンジが加わり新しく生まれ変わった楽曲に。「春一番」では、これまでワンマン・ライヴでは披露することもあったさとう。によるピアノ演奏が音源としてリリースされるのは初となる、春の出会いと別れの時期にぴったりな楽曲。「Aini」はライヴの定番曲でもあり、本作唯一のアコギ弾き語りですが、後半にはコーラスが入りアルバムの最後を飾るにふさわしい聴きごたえのある一曲となっています。
さらに、「アマレット」のミュージック・ビデオを2月26日(水)20:00にさとう。のYouTubeチャンネルにてプレミア公開されることが決定しています。リリック・ビデオとなる本作は、満月の光が反射する夜の海で撮影され、その光はどこか不穏な雰囲気をまとっているとのこと。また、3月にはミニ・アルバムを携えて、初のバンド編成となる東名阪ツアー〈朗朗、その声だけを頼りに〉を開催。ドラムとベースの強力なリズム隊を加えたライヴは、これまで一人でステージに立ち続けたさとう。自身もまだ見ぬ景色。チケットは現在イープラスとローソンチケットで発売中です。
[コメント]夜、水面に浮かぶ月が、
沈みきらないまま揺れて、2人を照らす。
きっと朝がくれば
この海は何もなかったかのような顔をする。
ならば今だけ、覚束無い足取りも、その涙も
酒と、月のせいにしてしまえたら…
行方のない歪な恋に、
酔っていただけの君と、
溺れてしまった僕の歌。――さとう。