沢田研二主演映画『土を喰らう十二ヵ月』の公開初日が11月11日(金)に決定。合わせて、特報とメイン・ヴィジュアルが公開されています。
「いい男ね〜」と思わずこぼれた真知子(
松たか子)の一言から始まる特報には、土井善晴が手掛ける料理が登場。四季を通じて撮影した本作らしく、ツトム(
沢田研二)と真知子が、2人で春を感じる若竹煮をほおばります。目に楽しい料理の工程や食べる様子だけでなく、是非、その“おいしい”音にも耳をすませてください。
特報とメイン・ヴィジュアルで表現されているのは、「喰らうは生きる 食べるは愛する いっしょのご飯が いちばんうまい」という本作の本質です。「いただきます」と手を合わせ、四季の恵みに感謝し、出来立ての料理をいただく。その一連の流れを特報同様、メイン・ヴィジュアルでも表現するために、本作ではポスターとチラシの絵柄をかえ、2パターンのヴィジュアルを展開するという新しい形を打ち出しています。土井善晴が手掛けたツトムの日々の食事(ほうれん草の胡麻和えの膳、お粥の膳)と、四季と暮らしの風景を合わせて、デザインされています。
また、特報でも使用されている全編に流れるジャズは、『
花束みたいな恋をした』などの
大友良英が担当し、本作に軽やかなリズムが加えられています。メイン・ヴィジュアルの中央、存在感のあるタイトル題字は、型染作家の山内武志が担当。型を作り和紙に染める手法で本作の世界観を表現しています。
© 2022『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会