シンガー・ソングライター“
澤田空海理”のアルバム『ひかり』が12月11日(水)に配信リリースされます。
『ひかり』は澤田空海理にとってメジャー移行後初となる配信アルバムで、デビュー・シングル「遺書」と、それに纏わる新規収録曲が6曲書き下ろされています。本作のジャケット、及び新たに公開されたアーティスト写真は写真家の長田果純が手掛けています。
また、11月10日(日)には青梅・シネマネコにてイベント・短編映画『紅茶と味噌汁』の上映が決定。本イベントはアルバム『ひかり』の公開記念として制作された短編映画の上映会となり、脚本には代表作『
辻占恋慕』でも知られる
大野大輔が参加し、監督は普段から澤田のMVを手掛ける吉田ハレラマが務めます。
当日は、短編映画上映会に加え、弾き語りミニ・ライヴ、映画スタッフ・キャストとのトークセッションが予定されており、今回のアルバムや映画に対する澤田空海理の想いが存分に感じられる内容となっています。
さらに、アルバム・リリースを記念した単独公演〈冬瓜と春菊〉が12月15日(日)に東京・代官山UNITで開催されます。
短編映画『紅茶と味噌汁』、単独公演〈冬瓜と春菊〉のチケット先行予約は、9月28日(土)午前10時よりイープラスにて開始。どちらもお見逃しなく。
[コメント]誰かに宛てているような楽曲が増えた結果、もう目的と手段がすり替わってしまいました。
そういう意味では、このアルバムは誰にも矛先が向いていないのだと思います。
過去を噛むのも、前を向くのも、一個人の話を不特定多数の人に聞かせるのも、当該の人に届けようと躍起になるのも、全てが作品のための下地になった瞬間に今アルバムは誰宛てでもないものになりました。
ならばせめて“素直”であるよう努めました。
無理くり自己憐憫の皮を被せるでもなく、必要以上に悔いるのでもなく、ただ現在地を伝えること、その表現に嘘を織り交ぜて純度を下げないこと、その行動に対して少なくとも自分だけは責任を負うこと、これらをひっくるめて“ひかり”という実態のないものに託します。――澤田空海理