2ndミニ・アルバム『Tokyomelancholy -トウキョウメランコリー-』を今年9月にリリースしたシナリオアートが、同作の発売を記念して大阪、東京にてワンマン・ライヴ〈［Chapter #7］ -Tokyo melancholy-〉を開催。両公演共にチケットは即日ソールドアウトとなりました。

　12月5日に東京・渋谷 WWWにて開催された東京公演では、早くから開演を心待ちにしたファンが会場に集結。シナリオアートは「トウキョウメランコリー」からライヴをスタートし、新曲のほかインディ時代にリリースされた楽曲や未発表曲を含む全17曲を披露しました。映像とのシンクロやSEを活かし、ひとつのストーリーに仕上げるという、9月に行われた代官山 UNITでの初ワンマン・ライヴとは異なる趣向の演出で本編は終了。

　アンコールに応えてお揃いのワンマン限定Tシャツでステージに再登場すると、ギター・ヴォーカルのハヤシコウスケが来春1stフル・アルバムのリリースが予定されていることを発表し、アルバムに収録予定の新曲（タイトル未定）を披露。上京、挫折、孤独を経て音楽の力を信じるに至った心境をポジティヴに綴る新曲に、会場からは自然と手拍子が。ラストの「ハジメマシテ」では、演奏中にドラム・ヴォーカルのハットリクミコが感極まり涙する場面も。

　1stフル・アルバムの詳細は今後発表予定とのこと。ファンは続報に注目です。


photo by 佐藤 広理