ニュース

スチャダラパーとEGO-WRAPPIN’の初コラボ曲、配信と7inchアナログ盤で発売決定

スチャダラパー   2017/04/17 15:46掲載
はてなブックマークに追加
スチャダラパーとEGO-WRAPPIN’の初コラボ曲、配信と7inchアナログ盤で発売決定
 4月15日に東京・日比谷野外大音楽堂で行われたスチャダラパーの春の恒例のワンマン公演〈スチャダラパーライブ 2017年 野音の旅〉にEGO-WRAPPIN'がゲスト出演し、スチャダラパーとの初コラボレーション楽曲「ミクロボーイとマクロガール」を披露。同楽曲は、5月10日(水)に国内外の配信サイトでリリースされ、6月7日(水)には限定生産の7inchヴァイナル(DDKB-94016 1,500円 + 税)で発売されることが決定しています。

 「ミクロボーイとマクロガール」は、スチャダラパーとEGO-WRAPPIN'がブレストを重ねて曲作りから共同作業し、サウンドはSHINCOとEGO-WRAPPIN'の森 雅樹を中心に制作。BoseANIのラップを受けてサビを中納良恵が歌い上げる、ゴージャスかつユーモラスなナンバーに仕上がっています。

 また、同公演でライヴ初披露となったスチャダラパーの「サマージャム2020」も「ミクロボーイとマクロガール」に合わせて配信リリース。7inchヴァイナルではB面に収録されます。「サマージャム2020」は、スチャダラパーの代表曲のひとつ「サマージャム’95」を“2020年ヴァージョン”としてアレンジしたナンバー。

 なお、上記2曲は、〈スチャダラパーライブ 2017年 野音の旅〉で販売されたライヴ会場限定販売CD『セブンティーンEP』にも収録されています。

拡大表示拡大表示拡大表示拡大表示

[〈スチャダラパーライブ 2017年 野音の旅〉オフィシャル・レポート]
 
 毎年恒例となった、春のスチャダラパー日比谷野音公演。今年は〈スチャダラパーライブ 2017年 野音の旅〉と題され、荘厳な「ツァラトゥストラはかく語りき」(ただしかなり調子外れ)でメンバー、そしてバンド、ザ・コストパフォーマンスが登場し、「レッツロックオン」からライヴはスタート。この日から会場売りとしてリリースされたEP「セブンティーンEP」から新曲「セブンティーン・ブギ」を披露。「セブンティーンの時の気持ちで書いてみようがテーマだったんだけど(ANI)」「17の時なんて息してるだけだからね(Bose)」と話すように、10代を振り返りながら青春ソングにはなっていないのもスチャらしい構成。

拡大表示拡大表示拡大表示拡大表示

 そして「Check The Word」などに続いて、先日MVが公開された、いつ起こるか分からない天災に向けての備えと「あるある」を織り交ぜたSDP流の防災ソング「その日その時」を披露。同じくEPに収録された「サマージャム2020」は、「サマージャム95」から20年余を経た現在の視点と年齢で、夏を描き出した一曲。「2020年は昭和で言うと95年だから『95』では繋がってるんだよね……いつまで昭和引きずってんだ、って話だけど」とはBoseの弁。

拡大表示拡大表示拡大表示拡大表示

 昨年末に行われたライヴ〈KGGII〉でもMC中に話されていたリクエスト・コーナーでは、「スチャダラの3兆曲の中からなんでもやるから(Bose)」との言葉から、「ノーベルやんちゃDE賞」や「0718アニソロ」などのクラシックがパフォームされ、「コロコロなるまま」ではシャシャミンも登場。そしてKurtis Blow「The Breaks」のビートで披露された「FUN-KEY4-1」や、いとうせいこうトリビュートとして制作された「MONEY」、そして「GET UP AND DANCE」で会場の盛り上がりは最高潮に。

拡大表示拡大表示拡大表示拡大表示拡大表示

 その勢いのまま、ゲストとして発表されていたEGO-WRAPPIN’が登場し、共作された新曲「ミクロボーイとマクロガール」を披露。そのまま中納良恵がサビを歌う「今夜はブギー・バック」でライヴは一旦終了。

 アンコールでは「今年は特に節目の年でも無かったけど、来てくれてありがとうございます(ANI)」「生存確認の為にまたライヴで会いましょう(Bose)」という言葉から「再見アディオス」、そして現在を肯定する「ザ・ベスト」でライヴは終了。SDP春の恒例行事は会場に熱を残したまま、幕を閉じた。

拡大表示拡大表示拡大表示拡大表示拡大表示

取材・文 / 高木“JET”晋一郎
撮影: 三浦憲治


■2017年5月10日(水)発売
スチャダラパーとEGO-WRAPPIN’
「ミクロボーイとマクロガール」

国内外主要サイトにて配信

[収録曲]
01. ミクロボーイとマクロガール(スチャダラパーとEGO-WRAPPIN')
02. サマージャム2020(スチャダラパー)

■2017年6月7日(水)発売
スチャダラパーとEGO-WRAPPIN’
「ミクロボーイとマクロガール」

DDKB-94016 7inch vinyl 1,500円 + 税

[side A]
01. ミクロボーイとマクロガール(スチャダラパーとEGO-WRAPPIN’)

[side B]
01. サマージャム2020(スチャダラパー)
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 角野隼斗 イメージ・キャラクターを務める「ベスト・クラシック100極」のコンピレーション・アルバムを選曲・監修[インタビュー] 色々な十字架 話題の“90年代ヴィジュアル系リヴァイヴァル”バンド 待望のセカンド・アルバムをリリース
[インタビュー] アシックスジャパンによるショートドラマ 主題歌は注目のSSW、友成空[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤
[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ
[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも
[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”
[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015