ドイツが世界に誇るヘヴィ・メタル・バンド、
スコーピオンズ(Scorpions)の作品群が、話題の高音質Blu-spec CDを採用した紙ジャケット仕様で再発されます。
対象となるのはRCA時代の作品群。
『電撃の蠍団〜フライ・トゥ・ザ・レインボウ』(1974年 / SICP-20242)から
『暴虐の蠍団〜テイクン・バイ・フォース』(1977年 / SICP-20245)までのオリジナル・アルバム4タイトルと、ライヴ・アルバム
『蠍団爆発!!〜スコーピオンズ・ライヴ』(SICP-20247〜8)の計5タイトルで、音源は2010年リマスタリングを採用予定。発売は6月23日。完全生産限定でのリリースとなりますので、ご予約はお早めに。
<スコーピオンズ RCA期 紙ジャケット&Blu-spec CD>
*6月23日発売。完全生産限定。
*高音質Blu-spec CDを採用。
*紙ジャケット仕様。
*2010年リマスタリング※以下のコメントはメーカー資料より
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電撃の蠍団〜フライ・トゥ・ザ・レインボウ (SICP-20242 税込2,500円)
1974年作品。セカンド・アルバム。中心メンバー、ルドルフ・シェンカーとその弟にあたるマイケル・シェンカーも在籍し72年デビュー・アルバムを発表。UFOの前座を勤めツアー中、UFOのギタリスト、ミック・ボルトン失踪の代役をマイケルが勤めたことにより、マイケルはUFOに引き抜かれた。その後釜としてウルリッヒ・ロート=ウリ・ジョン・ロートが加入し、本アルバムを制作。マイケル作による曲も3曲あるが、前作のプログレ色はなくなりハード・ロック路線の基盤を作り上げた。またクラウス・マイネのヴォーカル力も発揮されている。
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復讐の蠍団〜イン・トランス (SICP-20243 税込2,500円)
1975年作品。サード・アルバム。ドラムがヨルゲンからルディ・レナーズに交代。前作よりもさらにウルリッヒのギターが炸裂。またウルリッヒとルドルフによるツイン・ギターもさえ渡り重厚なサウンドのアルバムとなった。アルバムから「ロボット・マン」がシングル・ヒット。「ダーク・レディ」のインパクトも大。ここからヨーロッパでの認知が広がる。また日本ではこのアルバムがデビュー作となった。このアルバムから以後長年携わることになるディーター・ダークスのプロデュースとなる。
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狂熱の蠍団〜ヴァージン・キラー(写真)
(SICP-20244 税込2,500円)
1976年11月発表。一般的にはジャケットのインパクトと共にバンドの代表作として今だ語り継がれるアルバム。(アートワークの少女のヌードが物議を呼び、当時発売禁止となった為ジャケが差し替えられた)ギターの黒っぽさや泣きのプレイが日本人の琴線にピッタリはまる。参加したときから推し進めているウルリッヒのジミ・ヘンドリックス志向が最高潮に強まる。そのため他のメンバーが作る協調から離れバンドとしてのバランスもくずれかけはじめたといわれている。
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暴虐の蠍団〜テイクン・バイ・フォース (SICP-20245 税込2,500円)
1977年発表作品。宗教色が強く、墓での打ち合いがテロ事件を連想させるとの理由で、欧米では差し替え処分となったいわくつきの作品(日本では、オリジナル・ジャケットで発売されている)。 ドラマーがハーマン・ラベルに交替。翌78年にウリ・ジョン・ロートが脱退した為、ウリ在籍時最後のスタジオ・アルバムとなった。前3作からさらにスケール・アップ。メロディアスで繊細なウリのギター・プレイが展開する本作は彼の在籍時の中でも最高の作品というファンも多い。
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蠍団爆発!!〜スコーピオンズ・ライヴ(SICP-20247〜8 税込3,500円)
初の来日公演となった1978年のライヴから4月24日、27日の東京の中野サンプラザ・ホールの模様を収録したスコーピオンズにとっても初のライヴ・アルバム。第1期黄金時代の勢いのある演奏を聴くことができる名盤。クラウスとウリの掛け合いも絶妙で、群を抜いた素晴らしいライヴを披露。代表曲のほか、” 荒城の月”も取り上げるなど、伝説のパフォーマンスを展開。