6月12日(土)よりシネマサンシャイン池袋、TOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて全国ロードショーがスタートする、
ジョージ・A・ロメロ監督作『サバイバル・オブ・ザ・デッド』。この公開を記念し、5月29日(土)シネマサンシャイン池袋にて、オールナイト上映イベント<オールナイト・オブ・ザ・デッド>が行なわれました!
イベントでは、ジョージ・A・ロメロ監督の代表作『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』、満を持しての最新作『サバイバル・オブ・ザ・デッド』、そしてゾンビ・デビュー作『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の3作品を上映。伝説のフィルムメーカーの最新作を日本最速で観られるとあって観客は大興奮!
観客参加型のイベントでは、ロメロ監督の直筆サイン入りプレスを賭けた大抽選会を実施。上映合間の休憩時にも観客を飽きさせんとばかりに、ゾンビ・メイク・コーナーも設置されるなど(イベント終了後には観客の半分近くがゾンビ化!)、大盛況!
また、トークショーでは、ロメロ監督を愛してやまないKENNY(「CREATURE FROM THE LIVING」、「MADTOYZ」デザイナー)、
スクリーミングマッドジョージが対談。その後『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』の上映をはさみ、KENNYとカトウタロウ(
BEAT CRUSADERSギタリスト)が対談するなど、豪華ゲストによる夢の共演も実現。
特殊メイク・アーティストとして国内外の数々の映像作品に携わり、ゲーム版『バイオハザード2』のCMでは、ロメロ監督と撮影に参加した経験もあるスクリーミングマッドジョージは、「ニューヨークの芸大に在学中、講師としてきたロメロ監督作『ゾンビ』の特殊メイクを手掛けたトム・サヴィーニに魅せられた」と、特殊メイクアーティストを志すきっかけとなった裏話を披露。「現場のロメロ監督は良いおじさんという感じでしたが、トラディショナルな撮影方法を撮られていてポリシーを感じた」と、当時のロメロ監督の貴重な話も。
BEAT CRUSADERSのギタリストとして活躍し、イベント当日はフェス終わりで駆けつけるなど、ロメロ監督の大ファンであるカトウタロウは「昔からホラー映画にはエロだけを求めていた」と会場の笑いを誘いながら、「そのホラー映画の概念を根底から覆してくれたのが、ロメロ監督の『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』だった。例えば、自分の大切な人がゾンビになってしまったとき、自分を襲ってきたらどうするのかといつも考えます。俺はそのまま食べられてしまい永遠に一緒にいることを選ぶ派です。相手を殺すことも愛ですけどね。ロメロ監督のゾンビ映画はホラー映画とは画一化されている」と、ロメロ監督作品への熱い想いを語りました!