ニュー・アルバム
『POWER OF NOISE』を発表した
SEBASTIAN Xがレコ発ツアーの幕開けとなるワンマン・ライヴを8月24日(土)、東京・吉祥寺「WARP」で開催。WARPは「コピー・バンドの頃からお世話になっている」(永原真夏[vo])という、言わばSEBASTIAN Xのホームグラウンド。アルバムからの新曲はもちろん、最近ではあまり演奏されることのない初期の曲も多数演奏され、貴重な一夜となりました!
アルバム同様「POWER OF VITAL」からスタートしたライヴは、序盤からパワー全開! プログレッシヴな「サマー・ハネムーン・ビート」では“L、O、 V、E”という歌詞に合わせて人文字、バラードの「三日月ピクニック」では中盤に挿入される「カノン」に合わせてバレリーナのようにステップを踏んだりと、永原のキュートなキャラクターも映えるパフォーマンス。
中盤では「5年前の8月にここでレコ発をしました」という、2008年発表の自主制作盤『LIFE VS LIFE』から「LIFE PLEATS」と「遺言」というレア曲が披露され、活動初期からバンドを知るファンにとって、嬉しいプレゼントに。
そして同じく初期の名バラードである「若き日々よ」を歌い終えると、「懐かしセク ションは終わり、ここから盛り上げていくよ!」と、永原はタオルを頭に巻いて気合い十分! ヒップホップ風のパーティ・チューン「MIC DISCOVERY」などを繰り出し、オーディエンスをグイグイと巻き込んでいく。すでにバンドの新たなアンセムとなった「DNA」の大合唱から、コール&レスポンスをばっちり決めた「ヒバリオペラ」と続き、ラストは「GO BACK TO MONSTER」で熱く。
アンコールでは、WARPの長年にわたるサポートに改めて感謝を表し、「ワンダフルワールド」「ツアー・スターピープル」と再び初期曲で盛り上げると、Wアンコールでは「昔はよくあそこで歌ってたから、ひさしぶりにやってみてもいいかな?」と、永原がステージ後方のバー・カウンターへ! その上で「フェスティバル」を熱唱すると、最後はオーディエンスと一緒にジャンプし、締め!
ホームグラウンドでの熱狂的な声援に送られながら幕を開けたSEBASTIAN Xのレコ発ツアーは、9月14日(土)の札幌公演から本格的にスタート。前半戦は対バン形式、後半戦はワンマンで廻り、11月22日(金)の東京・恵比寿「LIQUIDROOM」公演でファイナルを迎えます!(Photo By 木村泰之)