2020年1月に全国劇場公開された、数々のアーテェストに影響を与えた“ヒップホップレジェンド”
SEEDAの伝説のアルバム『
花と雨』を原案にした半自伝的映画「花と雨」が、8月5日(水)の
DVD /
Blu-ray発売に先駆け、8月1日(土)、8月2日(日)に「ABEMA」で独占先行配信されることが決定しています。
本作は、日本のヒップホップ黎明期から今に至るまで、独自の感性でその最先端を走り続けてきたアーティスト・SEEDAが2006年に発表し、多くのアーティストに影響を与えた伝説的アルバム『花と雨』を映画化したもの。彼の自伝的なエピソードが色濃く反映された同アルバムに、新進気鋭の映像作家・
土屋貴史がその魂に共鳴。圧倒的な映像美をもって映像化を果たしています。
ストーリーの舞台は90年代の日本。「現実と理想」「生と死」「アイデンティティの探求」など様々なテーマを通じて、“何者かになりたい”一人の青年が葛藤しながら成長する姿を描いています。なお、本作ではSEEDA自身が音楽プロデュースも担当。
仙人掌が演技指導を担当したほか、日本を代表するヒップホップのアーティストが集った本格派の音楽青春映画となっています。
主演には次世代の演技派として日本映画界の注目を集める
笠松 将を抜擢。向こう意気の強さと脆い雰囲気を兼ね備え、役への熱量と圧倒的なパフォーマンスで、主人公・吉田を見事に演じています。ほかにも
岡本智礼、
大西礼芳を始めとするフレッシュなキャストたちが魅せる渾身の演技は観る者たちの心を揺さぶります。監督は
ビョーク、
Perfume、
水曜日のカンパネラなどのミュージック・クリップを手掛ける映像ディレクター、土屋貴史。カンヌライオンズを始め数々の広告賞を受賞し、海外からの評価も高い土屋による本作は長編映画初監督作とは思えない、その計算し尽くされた抒情的な映像美、独特のリズム、大胆なカメラワークなどが光り、新しい映画作家の誕生を感じさせ、〈第32回東京国際映画祭〉日本映画スプラッシュ部門の正式出品作品にも選出されています。