魔暦27年(’25)4月12日(土)東京ガーデンシアターを皮切りに、
聖飢魔IIの地球デビュー40周年記念期間限定再集結全国大黒ミサ・ツアー〈THE END OF SEASON ONE〉(全国18会場19公演)がスタートしました。
また、終演後には、
BABYMETALとの〈聖飢魔II vs BABYMETAL〜悪魔が来たりてベビメタる〜〉開催の発表が行われました。
[ライヴ・レポート] 凄まじき底力!やはり魔物だ! 35周年となった前回の期間限定再集結はゼウスの妨害(人類にはコロナ禍)により延長が続き、魔暦25(’23)年2月15日(水)国立代々木第一体育館にて最終公演を完了、魔界へと帰還した。今回は、約2年ぶりとなる地球デビュー40周年の大黒ミサツアーである。勿論SOLD OUT!! 初日からプラチナ参拝券を手にした8000名の信者達は悪魔光臨の瞬間を待つ! 会場の異様な興奮状態のなか、恐怖の大黒ミサが幕を開けた。
ゴジラの鳴き声が轟きいよいよ悪魔光臨!構成員登場で大黒ミサがスタートすると、信者たちは拳を握り手を高くつき上げコロナ過では出来なかった大声での歓迎となり会場のボルテージは冒頭から一気に最高潮に達した。
大黒ミサ中盤のTALKでは、新譜大教典『Season II』(LPアナログ盤)が魔暦27年(‘25)6月6日(金)に発布と発表され、会場からさらに大きな歓声が上がった。
魔暦元(’99)年解散後、地球デビュー20周年での初の期間限定再集結では、ギターのエース清水長官を含む構成員6名で行われたが、地球デビュー25周年以降はデーモン閣下、ライデン湯澤殿下、ゼノン石川和尚、ルーク篁参謀、ジェイル大橋代官で期間限定再集結は行われ、この5名が再集結シリーズ基本の構成員であるという暗黙の認識が全員に芽生えたのが前々回の30周年。「この5名の構成員だけで新譜大教典を作るべきだ」(ルーク参謀&ジェイル代官によるギターセクションだけでの新譜大教典は今まで制作されていなかった)という思いが前回の35周年で確証に変わったという。大教典制作に至ったのは、今回の大黒ミサツアー発表時にアナウンスされ衝撃を呼んだルーク参謀の腕の神経障害の影響で、サポートギタリストを迎える事や、昨夏のデーモン閣下のがん闘病のニュースなど、世を忍ぶ仮の身体のコンディション問題で今後は納得のいく大黒ミサも出来なくなるかも知れない、けれどいい楽曲を作る事は出来る“やれるうちにやれることを全部やる”という思いからであったという。
新譜LP大教典は全9曲を収録! 4月9日既発の「Kiss U Dead Or Alive」「老害ロック」(魔暦27年第一弾の発布作品、37年ぶりの新譜EP小教典)を含む!HR/HMを長年牽引してきた聖飢魔II、攻めの姿勢全開!渾身の作品となった。初回生産限定盤なので至急予約をお勧めする。
更に当日はルーク篁参謀の発生日(生まれた日)ということもあり、大黒ミサ中盤サプライズでケーキが運ばれ、構成員と信者での大合唱、悪魔らしからぬホッコリとした発生祝いも行われ大きな盛り上がりとなった。
そして終演後デーモン閣下の意味深なお言葉の後、会場の大画面に全人類が恐れる驚愕の映像が映し出された!「聖飢魔II vs BABYMETAL〜悪魔が来たりてベビメタる〜」決戦決定!!の発表が行われたのだ。
大画面には両陣営が激突を前に向き合い火花を散らす衝撃の映像が映し出され「敵なのか!味方なのか!?」の文字が踊り、世紀の大決戦が発表された。激突会場はKアリーナ横浜、8月30日(土)DAY.1『遭遇 -Encounter-』、8月31日(日)DAY.2『衝撃 -Impact-』と題し2daysで行われる。

