ヴァイオリニストの
千住真理子が、自身の60歳を記念する新作アルバム『ポエジー』を9月21日(水)に発表します。この度、収録曲の「ベートーヴェン:ロマンス 第1番」が先行配信されました。
このアルバムは、「人生の節目にチャンスをくれた思い出深い楽曲」をテーマに選曲し、愛器であるストラディヴァリウス「デュランティ」で演奏したもの。収録されるのは、デビューする前に生涯弾き続けたいと思った
ヴィターリ作曲の「シャコンヌ」、たった一つの音を研究し、弾き込んで、理想の唯一を探求した
ベートーヴェンのふたつの「ロマンス」、そして、兄の
千住明が今回のアルバムのために書き下ろした「夜明けの詩」など計7曲。レコーディングは、千住のコンサート活動でステージをともにしているピアニストの
山洞智と、2022年5月に群馬・グンエイホールPAL(笠懸野文化ホール)で3日にわたって行なわれました。
今作について千住は、「12歳でプロデビュー以来、その節目にあった何曲もの楽曲は、この生命の記憶に深く深く刻み込まれ、千住真理子というヴァイオリニストを育ててくれました」とコメントを寄せています。
©Kiyotaka Saito