妹尾隆一郎のトリビュートライヴ〈ブルースをよろしく!〉が、4月27日(日)東京・下北沢駅東口駅前広場 特設ステージにて観覧無料で開催されます。
日本に“ブルース”が根付いていく礎をつくったひとりであり、偉大なブルースハープ(ハーモニカ)奏者であった妹尾隆一郎(セノオ・リュウイチロウ / 1949-2017)。70年代の上京時から、その活動のベースは一貫して下北沢でした。昨年、下北沢駅前広場プロジェクトの一貫として愛称であった「ウィーピング・ハープ・セノオ」の名が駅前のブロックに刻まれたことをきっかけに、初のトリビュート・ライヴが駅前広場で開催され各方面で好評を得ました。
これを受け、本年よりは、“ブルースをこよなく愛した妹尾さんとその活動を偲び、広く明日の音楽シーンに向けてつないでいくための恒例ライブイベント”として、氏の逝去直前のライヴMCでの言葉「ブルースをよろしく!」をタイトルに、あずま通り商店街が主催し、今のブルース・シーンで活動する現役ミュージシャンたちと連携しながら、継続して毎年開催することになりました。出演者には、妹尾と活動を共にし現在も演奏を続けているベテランから、直接薫陶を受けた世代、若い世代までが、毎年集う予定。
2025年は、
吾妻光良(g,vo)、千賀太郎(harmonica,vo)、山室俊介(g,vo)、永田純(b)に加え、妹尾の活動初期の重要なグループ“Weeping Harp Senoh and His Roller Coaster”のメンバーであり、その後50年近くに渡り演奏活動を継続されているドラマー・
山崎よしきをスペシャルゲストに迎えて行なわれます。
なお、4月23日(水)には、妹尾隆一郎の1976年の名盤に、レコーディング・セッション時のアウト・テイクを加えたリマスター盤『
Weeping Harp Senoh Messin' around -Deluxe Edition-』もリリースされます。