シングル「黄昏のビギン」(UPCH-80322 税込み1,100円)の完成を記念し、「マシュケナダ」のヒットなどで知られる
セルジオ・メンデスと、女優で歌手のSumireが記者会見を行ないました。
この曲は、
沖 樹莉亜、
カレン・モク、
GILLE、Sumire、
中納良恵(
EGO-WRAPPIN')、
夏川りみ、
畠山美由紀、
BENI、
マルシア、
MINMIといった日本をはじめとするアジアの女性シンガーを曲ごとにフィーチャーしたセルジオ・メンデスのアルバム『ランデヴー』(UCCU-1388 税込み3,150円)の収録曲。7月に発売を予定しているこのアルバムに先駆け、「黄昏のビギン」は5月22日に発売されます。
自ら歌を聴きシンガーを選んだというセルジオは、Sumireさんの声について聞かれると「最初の一音をSumireさんが発声した時から、なんて素晴らしい声なんだと思いました。この曲にぴったりあう声で、レコーディングも確か2テイクくらいでOKでしたよ」と大絶賛。オファーを受けたSumireさんは、「え、これって冗談なのかなと思うくらい、びっくりしました。音楽を勉強していて、特にブラジル系のボサ・ノヴァが大好きです。セルジオ・メンデスさんのような、アメリカだけじゃなく国際的に有名な方と一緒にできるということで、思わず叫んでしまいました。友人などに話したら褒めてもらいました。でも緊張しました」と喜びをあらわにしました。
中村八大が作曲、
永六輔が作詞。
水原弘の歌で1959年に発表され、ジャパニーズ・ポップスのスタンダードとして広く愛されている「黄昏のビギン」を選んだ理由について、セルジオは「自分にとって音楽を聴くときに、まず耳に入ってくるのはメロディが美しいものです。ブラジルにも美しい音楽はありますが、この〈黄昏のビギン〉は日本的だけど世界に通用する独特なムードを持った曲だと思いました。日本的なテイストとSumireさんの声とブラジル的なアレンジ、そのすべてがひとつになった素晴らしい曲になりました」と語り、会見の最後には、初めて公の場で「黄昏のビギン」を共演しました。