ジョニー・デップ製作、伝説のパンク・バンド“
ザ・ポーグズ”(THE POGUES)の
シェイン・マガウアンの人生に迫るドキュメンタリー『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』が、6月3日(金)より東京・渋谷シネクイントほかにて全国順次ロードショー。予告編と場面写真が公開されています。
アイリッシュ・パンクという一大ジャンルを築き上げた伝説の英パンク・バンド“ザ・ポーグズ”。そのフロントマンで、多くのミュージシャンが愛して止まない天才シンガー、シェイン・マガウアンの破天荒すぎる音楽人生を30年来の友人ジョニー・デップ製作でドキュメンタリー映画化。本作では爆弾発言だらけのシェインのインタビュー映像に加え、貴重なライヴ映像や、米国の作家ハンター・S・トンプソンのコラボで知られるイラストレーター、
ラルフ・ステッドマンによるアニメーションを交えながら、彼の半生を丸裸にしていきます。『
ビギナーズ』の
ジュリアン・テンプル監督がメガフォンをとり、
ボビー・ギレスピーやジョニー・デップ本人がインタビュアーとして出演。第68回サン・セバスチャン国際映画祭で審査員特別賞を受賞。米映画批評サイトRotten Tomatoesで批評家・観客共に96%の超高評価を獲得しています。
このたび、愛に満ちた予告編がついに公開。「クソみたいな成功さ」と言い放ち独特な笑い声を上げるシェインの姿から始まる映像では、「5歳からタバコ、酒」、「高校でドラッグ依存症」とショッキングなワードが続き、歌い踊り狂う若かりし頃のシェインが映されます。「生きてるのが奇跡!」そう音楽関係者やファンにすら言われ続けてきた男ですが、その破天荒さの内に秘めているのは、祖国アイルランドを想う信念。「アイルランドの持つ文化の豊かさを世界中に分からせたかった」とシェインは語ります。人々の心を掴む歌を生み出す彼について、「シェインは間違いなく20世紀を代表する詩人だ」と断言するのは、ポーグズのアルバムのプロデュースにも参加した伝説のロック・ミュージシャン、
ジョー・ストラマー。後半にはシェインの還暦を祝うバースデーライヴの様子が映され、
U2の
ボノ、
セックス・ピストルズの
グレン・マトロック、
プライマル・スクリームのボビー・ギレスピーなどビッグアーティストからアイルランド大統領まで豪華な顔ぶれとともに、本作の製作も行っているジョニー・デップがギターを弾く姿も見ることができます。最後にはヨーロッパで最も人気なクリスマス・ソング、ポーグズの「ニューヨークの夢」に乗せてシェインが「俺の音楽はこれから」と呟き、映像の幕が閉じます。破天荒に生きるシェインの夢の続きが気になる予告編となっています。
また、あわせて新場面写真も公開。ポーグズのアルバム『Poguetry in Motion』のリリースポスターを背景にシェインが佇んでいる様子や、酒とタバコでボロボロになった歯を見せながら魂を込めて歌う場面など印象的な写真が並びます。
さらに、4月1日(金)午前0時より『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』ムビチケ前売り券(オンライン)の販売がスタート。ムビチケオンライン券購入者には特典として本作のオリジナルスマホ壁紙がプレゼントされます。
©️ The Gift Film Limited 2020