シバノソウが、3月16日(水)にリリースする新作EP『
これから』より「21歳」を3月9日に先行配信しています。
先月配信シングルとしてリリースされた「愛を祈らないで」に続く先行配信曲となる本作は、EPのラストを飾るナンバー。EPリリースに寄せて、音楽ライターの
南波一海よりコメントが到着しています。
また、ショップ別先着特典として、タワーレコードでは直筆サイン入りアナザージャケットカード[TYPE-A]と、2021年12月19日に開催された〈シバノソウ ワンマンライブ“ふたり”@mona records〉より抜粋した弾き語りライヴ音源を収録したCD-Rが付与され、ディスクユニオンでは直筆サイン入りアナザージャケットカード[TYPE-B]とオリジナルキーホルダー、ULTRA SHIBUYAでは直筆サイン入りアナザージャケットカード[TYPE-C]に加え、3月21日(月・祝)に同店で開催されるインストアイベントでの参加券・特典券が付与され、カレーイベントを企画するシバノソウ特製カレーレシピを掲載したZINEが特典としてプレゼントされます。そのほか、デモ音源や楽曲のかけらとも言えるトラック30曲超を収録した「シバノソウ30曲ノック(2020-) 仮 」の特典等も用意されています。
また、CDとTシャツのバンドルセットも各店舗で予約が開始されているので是非チェックを。
[コメント]シバノソウはおそらくこういうことを歌っているのだと思います。
あなたと同じところにいる、という感覚を抱いて友達やパートナーになったりしたのだけれど、結局、私とあなたは同じではなかった、私は私でしかなかったのだと気づいてしまった。
けれども、私は誰かと出会って生きてきたし、生きていくだろう、と。
どうしたって孤独はなくならないとわかってしまった人が、絶望と同時に希望も等しく抱き、無二の仲間たちと作品を作り上げたということが、もう、たまらなく人間らしく複雑でグッときます。
10代はああだったこうだったと過去を振り返る歌を多く歌ってきたなかで、ここでは先を見ている変化にも驚きました。タイトルが「これから」だし。
大人になるプロセスの心の機微をこんなふうに掬い取った歌が聴けるなんて。とかなんとか思いつつまったくの的外れだったらすみません。――南波一海(音楽ライター)