今年、音楽活動10年目に突入という節目の年を迎えた
柴咲コウ。最新アルバム
『CIRCLE CYCLE』を引っさげ、今年9月より17都市18公演に及ぶ全国ツアー<Kou Shibasaki Live Tour 2011“CIRCLE & CYCLE”>を開催、そして11月28日(月)には自身初となる日本武道館でツアー・ファイナルを迎えました!
ライヴはアルバム収録の「パラレルワールド・リーディング」で開幕。3曲目の「Graspin' all of it」ではギターを手に歌うパフォーマンスも披露すると、「武道館のみなさんこんばんは、柴咲コウです! 武道館には魔物が棲んでるって聞いてたけど、魔物の正体はみんなの愛だって気付きました。みんなにもあたたかい愛を感じて帰ってほしい。最後まで楽しんでいってください」と挨拶し、序盤から会場はヒートアップ!
「影」「EUPHORIA」など聴きごたえのある名曲を立て続けに披露した後には、話題の次世代クリエイター
DECO*27が登場、ギターとして参加し、彼が楽曲提供した「ゲノミクロニクル」「無形スピリット」へ! そしてステージは、柴咲をはじめ、DECO*27、プロデューサー/DJのTeddyLoidという3人で結成した新プロジェクト
“galaxias!”のライヴ・コーナーへ突入。11月23日にリリースされたユニットとしてのデビュー・アルバム
『galaxias!』から、3人そろってのパフォーマンスを披露すると、武道館はさながら巨大なクラブのような空間に。
DJをはさみステージは一転、アコースティック・セットがスタート。「最愛」「月のしずく」と、ツアー・メンバーと息のあったステージを見せる。後半は「Invitation」「ラバソー〜lover soul」などアッパー・チューンで畳み掛け、会場の盛り上がりは最高潮に。
そして本編ラスト。「フィロソフィア」を歌った後、「お願いがあります! カップルで来た人、家族で来た人、一人で来た人、みんな色んな事情やしがらみがあると思うけど、今日はそれを全部取っ払ってこの会場をひとつにしたい。隣の人と手を繋いで、一つのサークルを作りたいの!」と呼びかけ、オーディエンスが手と手をつなぐと、会場はあたたかい空気と大きな感動に包まれました!
音楽に真摯に向かい続ける姿勢、そしてオーディエンスと音楽を通して心を通わせたいという強い意志が伝わる充実のステージとなった武道館公演を経て、ネクスト・ステージへと到達した柴咲コウ。今後の活躍に注目です! なお、この日のライヴの模様は12月23日(金・祝)夜9:00よりWOWOWで放送。こちらもチェックを。